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【Windows Update(WinUp)個別】2026年06月第4週のKB配信【2026/06/29】

お知らせ
必ずお読みください:

1)【急告】無料版でのパーティション操作ができない仕様に変更されました。
当サイトで紹介していたMiniTool Partition Wizard無料版によるシステムパーティション操作は無料版では利用ができなくなりました。
2026/06/17におさらい記事を作成するために、Win11(25H2)上で、MiniTool Partition Wizard無料版13.6バージョンで試行したところ、従来当サイトで公開していたようなパーティション操作ができない仕様に変更されたようです。

最低限「プロ 年次支払い 8,800円(税込9,680円)」の購入が必要になります。

購入費用がもったいないという方は、以下の方法を取ることになります。

  • クリーンインストールを実行してEFI(EPS)を新規の容量に直す。
  • クリーンインストール前に、もっと拡張したシステム領域を作成の上、OSをインストールする。
  • インストールメディアでパーティションだけを作成し、その後にツールを利用してC:を削除してからシステム領域を拡張する。その後にC:を作成しあらためてWinをインストールする。
なお、この操作では、ディスククローンツール利用による領域の拡張と調整はOS起動不能を引き起こす恐れが高くなりますのでおすすめしません。ただし、上級者が理解の上試行することは妨げません。
2)2026/04/11:当サイトの利用規約などの運営情報の変更/改定を行っています。特にサイト利用規約は必ずご一読ください。
【重要なお知らせ:情報の訂正とお詫び】
「2026年問題(セキュアブート証明書更新)」の検証方法において、筆者の認識不足による誤りがありました。詳細は以下のリンク先(お詫び記事)をご確認ください。
【お詫び】2026年問題-セキュアブートDB更新にかかる記事での錯誤について
最近、ユーザープロファイル破損が原因と考えられる障害が増えています。一度お手元のPCの状態を確認しておいてくださいね。
【どうやって確認するの?】ユーザープロファイル破損のチェック方法【2025/06/01】

 

20男A2 説明 WinUp情報(個別回ごと)
この記事は約34分で読めます。
このサイトには、広告が設置されています。また、プロモーション記事やアフィリエイトなどのリンクを設置した記事を公開しています。
最終更新日時:2026/07/04
文責:主筆 井上 公敬
こちらの記事は配信されたKBの内容をお知らせする記事です。不具合情報については「【不具合追跡】2026年06月24日 KB更新後の状況推移」を御覧ください。

【重要】当記事の検証環境とモバイル閲覧についてのご案内

  • Copilot+ PC 機能に関するご注意: 筆者の検証環境には Copilot+ PC が含まれていません。そのため、該当機能に関する記述は公式ドキュメント等に基づく構成であり、実機での動作検証は行えておりません。
  • モバイルでの閲覧について: 当ブログは技術的な詳細や大きなスクリーンショット、比較表を多用しているため、PCなどの大画面での閲覧を推奨しております。モバイル端末では情報が十分に確認しづらい箇所があることをあらかじめご了承ください。
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例:0x800f, BitLocker, 24H2... 操作方法を表示
目次について

スマホでの表示を最適化するため、目次は折りたたんでいます。詳細な項目を確認したい方は、下の [開く] ボタンをタップしてください。

  1. この記事の要約
  2. この記事について
  3. KB 一覧 (2026年06月24日リリース分)
  4. 参考:Win OSを「とにかく安定した状況で利用したい」という方へ
  5. 1. アップデート適用前に推奨される処置
    1. 1.1. 必須処置
      1. 明示的にシステムの復元ポイントを作成しておく
      2. BitLocker回復キーの再確認と複数箇所への保存
    2. 1.2. 推奨処置
      1. システム全体の完全なバックアップ
      2. 重要なデータの外部ドライブへのバックアップ
  6. 2. OS・バージョン別アップデート詳細
    1. 2.1. Windows 11 Version 25H2・24H2
      1. 2026 年 06 月の累積更新プログラムのプレビュー (Windows 11, version 25H2、x64 ベースのシステム向け) (KB5095093) (26200.8737)
        1. この更新プログラムに関する既知の問題
        2. 独自分析:Win11(25H2・24H2)のKB適用で発生する可能性のある障害
        3. セキュリティーに関する情報
        4. ハイライト機能と新機能
        5. 修正された主な問題点
      2. まとめ
    2. 2.2. Windows 11 Version 24H2
    3. 2.3. Windows 10 Version 22H2
    4. 2.4.悪意のあるソフトウェアの削除ツール (KB890830)
    5. 2.5. Dynamic Update(動的更新)など
      1. Safe OS Dynamic Update: KB5095615(Win11 25H2・24H2共通)
      2. Setup Dynamic Update: KB5102558(Win11 25H2・24H2共通)
  7. Q&A
    1. Q1. 今回のプレビュー更新プログラム(KB5095093)は手動でインストールすべきですか?
    2. Q2. 業務システムからExcelやWordが呼び出せなくなる不具合は、今回のプレビュー版を入れなければ回避できますか?
    3. Q3. 業務ソフトからWord連携のボタンを押しても「何の画面も出ずに無反応」になります。失敗しているのでしょうか?
    4. Q4. アップデート後にテキストファイルのアイコンが半透明(薄い色)になりました。データが壊れたのでしょうか?
    5. Q5. インストールが「0x800f0922」というエラーコードで失敗し、元の状態に巻き戻ってしまいます。
    6. Q6. 「Netlogonのセキュリティ強化」によって、自宅のインターネットやネットワーク機器が使えなくなりますか?
    7. Q7. アップデートカタログにある「Windows 10 and later」と書かれた動的更新(Dynamic Update)は、Windows 10のPCにも適用されますか?
  8. 📚 この記事に出てくる専門用語
  9. 最後に
    1. 記事へのご質問やフィードバックについて
  10. 付録:この記事の作成プロセス(AI協働メモ)
    1. 1. この記事の目的と役割
    2. 2. 筆者の関連経験・専門性
    3. 3. AIとの協働内容(調査・議論のポイント)
    4. 4. 主な参照情報・検証方法
  11. この記事中の広告リンクについて

この記事の要約

※ この要約はGoogle Geminiを利用して作成されました

● 今回の更新(KB5095093)はプレビュー版であり、一般ユーザーが適用を急ぐ必要はありません。
Windows 11(25H2/24H2)向けのオプション更新であり、新機能のテストやバグ修正を目的とした任意適用の配信です。安定運用を最優先する場合は手動適用をスルーし、来月の月例自動更新まで様子見するのが安全です。

● 業務ソフト等からWordやExcelを自動起動する連携機能において、Officeが起動しなくなる既知の問題があります。
OLE連携規格の変更に伴い、独自業務システム、文献管理ソフト、電子カルテやレセコンからOfficeを呼び出す際に互換性問題が発生します。本件は6月24日版だけでなく、既に配布済みの「6月10日の定例正式版」から地雷として組み込まれている深刻なリスクです。

● エラー画面が出ない「サイレント終了」により、処理の失敗に気が付けない重大な実務リスクがあります。
画面上は「出力完了」と表示されても、裏でOfficeの起動処理が単に強制終了し、実際にはファイル生成やデータ反映が一切行われていないケースが確認されています。処理後は必ず「実際にファイルができているか」を目視で確認してください。

● 原因不明でCドライブの空き容量が数GB単位で減少していたストレージの不具合が修正されています。
アプリ権限管理の内部ログファイル(CapabilityAccessManager.db-wal)がクリーンアップされずに異常肥大化し、ディスク領域を圧迫していたバグに対するサイレントな改善パッチが含まれています。

● システム起動領域(ESP)の容量不足によるインストール失敗(エラー0x800f0922)が継続しています。
以前のOSから古いパーティション構成を引き継いでいるPCなどで、ESPが100MB前後のまま空き容量が逼迫している環境では、Secure Boot関連ファイルの書き込み時に容量不足となり、再起動フェーズ(35〜36%付近)で処理が失敗・ロールバックする傾向が続いています。

● 法人環境の「Netlogonセキュリティ強化」により、古いサーバーやNASへの接続が拒否されるリスクがあります。
最新の安全基準を満たしていないレガシーなWindows Server(2012以前)や古いSamba、古いNASとの通信がPC側で遮断されます。企業インフラの管理者は注意が必要ですが、家庭用の一般ユーザー環境には一切影響ありません。

● 今回のパッチ(KB5095093)および同時配信の動的更新は、Windows 10環境には配信・適用されません。
カタログ上に仕様で「Windows 10 and later」と表記される分類がありますが、実際の対象はWindows 11専用です。Windows 10ユーザーが本パッチによってOSの根幹を書き換えられる実害はありません。


この記事について

この記事は、2026年6月第4週に配信されたWindows Updateのプレビュー更新に関する詳細情報を提供するものです。

なお、本サイトの記事ではMicrosoftのKB情報提供方法の変更点に対応し、正式版KB公開時の記事では、必要性を鑑みプレビュー版と正式版の情報を統合して記載しています。

また、独自情報として既知の不具合のほかに「KB内容から発生が予測されうる、またはすでに現場で観測されている不具合のリスク分析」を提供しています。

・記事中は日本時間表記を基準としていますが、米国時間での表記が混在している場合があります。ご寛容ください。

・主要KB(ロールアップ)以外の詳細情報は基本的にリンクのみ掲載しています。

・手元の検証用PCに配信されなかったものの情報が欠落している場合があります。

筆者の専門性とAI(Gemini+Perplexity)との協働について
この記事は、Windowsトラブルシューティング20年以上の筆者が日々の体験をもとに、AI(Google Gemini+Perplexity)との協働により執筆されました。Web上の膨大な情報調査、最新情報の検索、記述内容が技術的に適正であるかの厳密な検証プロセスを経て公開しています。
※ 記事内の画像には、視覚的理解を助けるためにGeminiで生成したもの(「ai」マーク付き)が含まれる場合があります。
項目 内容
KB配信期間 2026年6月 第4週 (2026/06/24~)
主要KB(KBナンバー) Win11(25H2・24H2): KB5095093(06/24配信)
Win10(22H2): プレビュー更新は提供されません。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール 今週の新規配信はありません。
.NET/.net更新 今週の新規配信はありません。
Dynamic Update 他 Safe OS: KB5095615 / Setup: KB5102558(Win11 25H2・24H2共通)
キーワード Windows Update, KB5095093, オプション更新, プレビュー, Windows 11, 不具合, 互換性, OLEオートメーション, 0x800f0922, エクスプローラーバグ
対象OS/Ver. Windows 11 (25H2, 24H2), Windows 10 (22H2)
情報元PC Win11 (25H2) AMD CPU実機, Win11 (24H2) AMD CPU実機, Win10 (22H2) AMD CPU仮想マシン
対象読者 Windows Update関連情報を求めるユーザー、PCの安定稼働を重視する方、情報システム担当者など
AIの利用 記事中の記述事項の調査・整理・リスク分析に、AIを利用しています
履歴 2026/06/29…初版公開(2026/07/04 正式版へリビルド)

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【重要】このブログのスタンス:速報性と予防効果を最優先する理由(クリックで展開)

当サイトのトップページにも記載していますが、改めて、私たちの情報発信における最も重要なスタンスについてお話しさせてください。

トラブルシューティング手法などの一般記事は十分な精査を行った後に公開していますが、毎月のWindows Updateに関する記事においては「速報性と予防効果を最優先」してお届けしています。

なお、公開内容に錯誤などが含まれていた場合は、速やかに修正や続報の提供を行っています。この点はご了承の上、ご寛容ください。

このサイトではWindows Update情報や、Winの不具合情報などを発信する上で、完全な正確性より、速報性や予防効果に重きを置いているなどいくつかの注意点があります。

これは、単なる免責事項ではありません。読者の皆様のPCを深刻なトラブルから守るために、私たちが最も大切にしている編集方針です。

Windows of 深刻な不具合は、「地震速報」に似ています

震源地や震度の「100%正確な情報」を待ってから警報を出していては、多くの人が逃げ遅れてしまいます。たとえ情報が不完全でも、「強い揺れが来るかもしれない」と一秒でも早く伝えること、そして「机の下に隠れる」といった予防行動を促すこと。それが、被害を最小限に抑える唯一の方法です。

私たちの記事も、それと全く同じです。Microsoftの公式発表や、100%の技術的な解明を待っていては、手遅れになるユーザーが大勢います。だからこそ私たちは、専門家としての経験と分析に基づき、たとえ不確定な情報を含んでいても、いち早く警鐘を鳴らし、ユーザーが取るべき予防策(アップデートの一時停止など)を提示することに重きを置いています。

「最前線の情報」をいち早く受け取り、ご自身のPCを未来のトラブルから守りたい方は、ぜひサイドバーなどに設置されている「記事公開お知らせメール機能」にご登録ください。あなたのPCのための、最も早い“警報”をお届けします。

KB 一覧 (2026年06月24日リリース分)

Win11の25H2/24H2用の主要な更新プログラムの一覧です。(※Win10 22H2環境向けのプレビュー更新は提供されません)

項目 内容
KB配信期間 2026年6月 第4週 (2026/06/24~)
主要KB(KBナンバー) Win11 (25H2/24H2): KB5095093
Win10 (22H2): プレビュー更新は提供されません。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール 今週の新規配信はありません。
.NET/.net更新 今週の新規配信はありません。
Dynamic Update 他 Safe OS: KB5095615 / Setup: KB5102558(Win11 25H2・24H2共通)

参考:Win OSを「とにかく安定した状況で利用したい」という方へ

【コラム-不具合撲滅】究極の選択-実は経済的?一般ユーザーこそ「Windows 11 LTSC」へ乗り換えるべき理由:1ライセンスからの購入と将来への備え【2026/03/29】
Windows Updateの不具合や強制更新に疲弊していませんか?20年以上の実務経験に基づき、10年間機能が変わらない「Windows 11 IoT Enterprise LTSC」の導入法を徹底解説。個人での1枚買いから法人稟議のロジック、5年と10年のサポート期間の罠まで、究極の自衛策を公開。

1. アップデート適用前に推奨される処置

1.1. 必須処置

明示的にシステムの復元ポイントを作成しておく

Windows Update適用前には、万が一の事態に備え、必ずシステムの復元ポイントを手動で作成しておきましょう。「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「システム」>「システムの保護」から、「2025年7月WU適用前」など、分かりやすい名前をつけて作成してください。これにより、問題が発生した場合に簡単に以前の状態に戻すことが可能です。

BitLocker回復キーの再確認と複数箇所への保存

BitLockerを使用している場合は、アップデート前に回復キーが正しく保存されているか再確認し、もしもの時に備えて複数箇所に保管しておくことを強く推奨します。aka.ms/myrecoverykey からMicrosoftアカウントに保存されているか確認できるほか、USBメモリや紙に印刷して保管するなど、アクセス可能な状態にしておきましょう。

1.2. 推奨処置

システム全体の完全なバックアップ

より確実な安全策として、信頼できるサードパーティ製ソフトウェアを用いて、OSを含むシステムドライブ全体のイメージバックアップを取得しておくことをお勧めします。これにより、深刻な問題が発生した場合でも、OSやアプリケーション、設定を含め完全に復元できます。

重要なデータの外部ドライブへのバックアップ

これは日常的な習慣として重要ですが、大型アップデート前には特に、作成中のドキュメントや写真、動画など、失われると困る重要なデータを必ず外部ドライブやクラウドサービスにバックアップしてください。


2. OS・バージョン別アップデート詳細

お使いのOSとバージョンに合わせて、詳細な更新内容をご確認ください。

現在 MS は、毎月第2週の正式版 KB 発表時に前月第4週に配信した プレビュー KB の内容はそちらを参照するようにということでアナウンスするため、KB の内容が一目で把握しにくくなっています。このサイトでは、プレビュー KB の内容と翌月のの正式版 KB の内容を比較検討して統合して掲載しています。

2.1. Windows 11 Version 25H2・24H2

※ 現在25H2 and 24H2は同じKB番号で提供されています。ただし、今後も同じKB番号で提供され続けるかは定かではありません。そのため、このブログ記事では直下にWin11(24H2)用のセクションを残しています。

このバージョン向けの主要な累積更新プログラム(プレビュー)です。品質の向上と複数の不具合修正が含まれます。

ダウンロードページへのリンク

2026 年 06 月の累積更新プログラムのプレビュー (Windows 11, version 25H2、x64 ベースのシステム向け) (KB5095093) (26200.8737)

2026 年 6 月 23 日 — KB5095093 (OS ビルド 26200.8737 および 26100.8737) プレビュー

【特記事項】Cドライブの空き容量が原因不明で減少する問題への修正

本更新プログラムには、OS内部でアプリの権限を管理するデータベースの一時ログファイル(CapabilityAccessManager.db-wal)が正常にクリーンアップされず、数百MBから数GB単位にまで異常に肥大化してCドライブの空き容量を圧迫していた問題に対する修正が含まれています。更新適用後は適切なタイミングでファイルが縮小され、ストレージの無駄遣いが解消されるよう改善されます。

この更新プログラムに関する既知の問題

サードパーティ製アプリ連携時のOffice(Word/Excel等)起動障害:
2026年6月9日以降にリリースされた更新プログラムをインストールした環境において、OLEオートメーション(アプリ間でデータをやり取りして連動させる仕組み)を利用してMicrosoft Officeを呼び出すサードパーティ製の古い業務アプリや文献管理ソフト、医療・歯科系システム(例:CCH Engagement、Workpaper Manager、Dentrix、Softdent、Zoteroなど)からWord、Excel、PowerPoint、Access等を開こうとした際、正常に起動しない、あるいはドキュメントが開けない既知の問題が公式に公表されています。環境によってはエラーメッセージすら表示されずに処理が終了するケースが確認されています。

【⚠️回避策】:現在Microsoftによる解決対応が進行中です。この問題が発生した場合は、サードパーティ製アプリから呼び出すのではなく、デスクトップやスタートメニューからOfficeアプリまたは該当ファイルを直接手動で開くことで、問題を回避して作業を行うことが可能です。

⚠️ 日本国内の業務・医療システムにおける影響と注意点

  • 6月の正式版(定例更新)の時点で既に組み込まれている問題です:
    本不具合は6月24日配信のプレビュー版(オプション更新)で新発症したものではなく、既に配布済みの6月10日定例セキュリティ更新(正式版)の時点で組み込まれている既知の問題です。そのため、自動更新が適用された業務環境においては、既にサードパーティ製アプリからのOffice呼び出し障害が発生している可能性があります。
  • 国内製の独自システムやレセコン等でも発症のリスクがあります:
    公式発表では海外の特定のソフトウェア名が挙げられていますが、これは「OLE連携」というWindows共通のプログラム規格の仕様変更に起因するものです。日本国内で広く使われている文献管理ソフト(Zoteroなど)のほか、国内ベンダー製の電子カルテ、歯科・医科向けレセコン、会計・税務補助ソフト、自社運用の独自業務システムであっても、裏でWordやExcelを自動起動してデータを出力する設計であれば、同様に起動障害が発生するリスクが現在進行形で存在します。
【厳重注意】直近のファイルを確認してください。
エラー画面が出ない「サイレント終了」により、不具合に気付けないリスクがあります。調査結果の通り、本不具合はエラーメッセージや警告のトースト通知などが一切表示されず、裏でOfficeの起動処理が単に消滅(強制終了)してしまうケースが確認されています。これにより、業務ソフトの画面上は「出力完了」と表示されていても、実際にはWordやExcelへのデータ反映やファイル生成が一切行われていない状態に陥る可能性があります。処理の失敗に気付かないまま業務を進め、後から「書類が作成されていなかった」「データが保存されていなかった」という実務上の重大なトラブルに発展するリスクがあるため、該当機能を利用した後は必ず実際にファイルが生成・展開されているかを目視で確認してください。
独自分析:Win11(25H2・24H2)のKB適用で発生する可能性のある障害

配信後の検証データおよび構成内容をもとに、当サイトでは以下のリスクを明示します。

  • 特定の業務アプリを運用するオフィス環境での動作停止: 上述の通り、古い基幹システムや特定の外部連携ソフトを常用している業務PCに本KB(プレビュー版)を適用すると、日常業務のワークフローが阻害される実害が生じます。手動での直接起動による回避は可能ですが、トラブルを未然に防ぐため、該当アプリを運用する端末への適用は避けてください。
  • 起動領域(ESP)の容量不足に伴うインストール失敗(エラー0x800f0922): パーティションの初期構成からアップグレードを繰り返している古い規格のPCなどで、システム起動ファイルを格納するESP領域(約100MB前後)の空き容量が逼迫している環境では、Secure Boot関連ファイルの書き込み時に容量不足となり、インストールの最終フェーズ(再起動時の35〜36%付近)で処理が失敗・ロールバックする事象が依然として発生しやすくなっています。何度も再試行を行うとブート構成が不安定になるリスクがあるため注意が必要です。
セキュリティーに関する情報
  • 認証機能の強化(Netlogonのセキュリティ強化)の影響について:
    ドメインコントローラー間、およびメンバーサーバーからドメインコントローラーへのNetlogon通信のセキュリティ強度が強制的に底上げされました。これにより、2025年より前の古い設定(脆弱な暗号化や署名なし通信)のまま運用されている経路が遮断されます。

    • 一般・個人ユーザー:企業向けの「ドメイン環境(Active Directory)」に関する修正であるため、一般の家庭用PC環境には一切影響ありません。
    • 企業・法人ユーザー(重要):社内ネットワーク内に、すでにサポートが終了している古いWindows Server(Server 2012以前)や、古いバージョンのSamba、古いNASなどがドメイン環境に残存している場合、本パッチを適用したPCからの認証が拒否され、「アクセス不能」や「ドメインログイン失敗」のトラブルが実発症するリスクがあります。企業のIT管理者は、自社インフラ内のレガシーシステムにおけるNetlogon強制ポリシーの適合状況を事前に確認してください。
  • サービススタック更新プログラム(KB5095182)の内包: Windows Updateの処理を司る基盤コンポーネントであるサービススタック(ビルド26100.8733)が、このパッケージに同時に含まれています。アップデートの適用プロセスにおける信頼性が向上し、今後の更新プログラムの適用失敗やロールバックを減少させるための修正が行われています。
ハイライト機能と新機能

今回のオプション更新では、システムの復旧性向上や操作性のカスタマイズに関する複数の新機能が追加されています。

  • Windowsのポイントインタイム リストア(New!): アプリ、システム設定、個人用ファイルを含め、PCの状態を最近作成された自動復元ポイントへと迅速にロールバック(回復)させることができる、柔軟なシステム復旧インフラが新たに導入されました。
  • Windows Updateの一時停止カレンダーの拡張(New!): 設定画面([設定] > [Windows Update])において、更新プログラムの一時停止期間をカレンダーUIから最大35日間まで自由に指定できるようになりました。必要に応じてさらに終了日を延長したり、再一時停止したりするコントロールが容易になります。
  • ウィジェット機能の利便性向上(New!): タスクバーのウィジェットアイコンにマウスカーソルを合わせただけでは、ダッシュボードが勝手に開かない(ホバー時の自動展開の廃止)ように仕様変更され、作業中の中断が減少するよう調整されました。また、通知やバッジも既定で最小化され、信頼性と応答性が向上しています。
  • アクセシビリティ(スクリーンティントと拡大鏡)の強化(New!):
    • 画面の濃淡(スクリーンティント): 視覚の負担を軽減するため、画面全体にカラーオーバーレイを適用する機能が追加されました([設定] > [アクセシビリティ] 内)。強度調整や自動有効化が可能です(※既存のカラーフィルターと併用すると表示挙動がおかしくなる制約が確認されています)。
    • 拡大鏡の操作性向上: ズーム倍率を数値で直接入力できるようになり、毎回Windowsの設定を開くことなく、拡大鏡バーのメニューから直接ズームの増分を柔軟に変更できるよう改善されました。
  • エクスプローラーの機能拡張・パフォーマンス改善:
    • ホーム画面のファイルにマウスカーソルを合わせると、「ファイルの場所を開く」や「Copilotに質問する」といったコマンドがクイックアクションとして表示されるようになりました(Entra IDの職場・学校アカウントでもサポート)。
    • ディスクイメージ(ISOファイル等)をマウントする際の応答速度、およびエクスプローラー自体の起動速度が向上しました。
    • アドレスバーにおいて、二重円記号や引用符を含む複雑なパス指定(例:C:\\Users\\user"C:\Users\user")がサポートされ、入力互換性が向上しました。
    • 管理者モードで実行した際に、OneDriveのショートカットが動作しなくなる不具合が修正されました。
  • Bluetooth接続の安定性とマイク同期の改善:
    • オーディオミキサー側と、ヘッドホン等が持つマイクのミュート状態(Hands-Freeプロファイル)が相互に同期されるようになり、ハードウェア側のミュートボタンの挙動との一貫性が向上しました。
    • AirPodsのペアリング検出速度の向上、Beats Studio Proのマイクの信頼性向上のほか、特定のPC製造元ドライバーに起因するブルースクリーンエラー(エラーコード0x9f)を低減する安定性パッチが含まれています。
    • Windowsが休止状態から復帰した後に、Bluetoothオーディオ機器が再接続されるまでの所要時間が短縮されました。
  • 音声アクセスと音声入力の多言語対応(New!): フランス語、ドイツ語、スペイン語においてリアルタイムでのテキスト改善(文法・句読点・ノイズ除去)を伴うディクテーションがサポートされました。
  • インターネット印刷プロトコル(IPP)の既定化(New!): 新しいプリンターのインストール時、対応機器であれば既定でサードパーティ製ドライバーを必要としない「IPP」が使用されるようになり、セットアップの簡素化と信頼性の向上が図られています。
  • タッチパッドの右クリックゾーンカスタマイズ(New!): [設定] > [Bluetoothとデバイス] > [タッチパッド] において、1本指での右クリック反応領域(右下隅のサイズ)を「既定、小、中、大」から選択できるようになりました(押し込み可能なタッチパッドを搭載した端末のみ有効)。
  • グラフィックスカーネルのローカルAI対応強化: メモリ管理ポリシーの最適化により、32GB以上の大容量メモリを搭載したPCにおいて、より大規模なローカルAIモデルを安定して実行できるよう処理が強化されました。
修正された主な問題点
  • ごみ箱の「内部処理用ファイル名」表示不具合の修正: 2026年6月のセキュリティ更新プログラム(KB5094126)をインストールした環境において、ファイルを完全に削除する際の最終確認ダイアログボックスに、元のファイル名ではなく「$R4ABC12」のようなごみ箱の内部管理用のランダム名が表示されてしまうバグに対処し、元の名称が正しく表示されるよう修正されました。
  • 絵文字パネルにおけるGIFコンテンツの配信元変更: 従来のGoogle Tenor APIの廃止に伴い、絵文字パネル([Windowsキー] + [.])内のGIFアニメーション検索・表示に「GIPHY」が使用されるよう更新されました(※2026年6月30日以降、本更新を含むパッチを未適用の環境では、絵文字パネルのGIF機能がエラー表示となります)。
  • タスクバーのアプリ通知バッジの表示改善: 各種アプリのアイコン上に表示される未読カウントや通知バッジの視覚的な更新処理が改善され、新しいアクティビティがリアルタイムで正確に反映されるよう修正されました。

まとめ

今回のWindows 11 (25H2 / 24H2) 向け更新プログラム (KB5095093 プレビュー) は、ポイントインタイムリストアやUpdateの一時停止期間延長、エクスプローラーの利便性向上など、ユーザーの運用に関わる多くの有用な新機能やバグ修正が含まれています。一方で、古いサードパーティ製システムを運用する業務環境でのOffice起動不具合や、ESP(起動領域)の容量不足によるインストール失敗といった、特定の環境におけるリスクが明確に確認されています。

非セキュリティのオプション更新という位置づけであるため、OLE経由でのOffice連携を行うPCや、起動領域が100MB構成のままになっている旧世代の端末が含まれる環境では、展開を完全に停止して様子見するのが賢明です。一般の個人環境においても、新機能を今すぐ試す必要がない場合は無理に手動インストールを行わず、来月の定例自動アップデートまでスルーを維持することが、PCの安定稼働に最も寄与する選択肢となります。

2.2. Windows 11 Version 24H2

このバージョン向けの主要な累積更新プログラムは現在25H2と同じ内容です。今後分離された場合のために項目を残しています。

2.3. Windows 10 Version 22H2

※ 2025年10月より1年間は延長サポート分のKBを採用してお届けします。

このバージョン向けのプレビュー更新(Cリリース)の配信はありません。
なお、Windows 11専用の「セットアップエンジンの更新」や「セーフOSの更新」についても、Windows 10環境には適用されませんので、OSの根幹が書き換わる心配はありません。ご安心ください。

2.4.悪意のあるソフトウェアの削除ツール (KB890830)

今回はありません。

2.5. Dynamic Update(動的更新)など

OSの根幹に関わる重要な処理や、トラブルの要因となりやすいDynamic Update(動的更新)の配信状況を記録・追跡するためのセクションです。

これらのプログラムはWindows Updateの実行時に背景で自動的に適用(サイレント更新)され、ユーザー側で個別に適用の拒否や削除を行うことはできません。更新適用後のシステム挙動を確認する際の重要な指標となります。

Safe OS Dynamic Update: KB5095615(Win11 25H2・24H2共通)

Windows 回復環境(WinRE)のコンポーネントを更新・強化するためのパッチです。主に、Secure Boot(セキュアブート)の新しい証明書への移行に伴うブート保護機能の整合性確保や、システム起動不能時に作動する修復インフラの安全性を高める目的で配信されます。

Setup Dynamic Update: KB5102558(Win11 25H2・24H2共通)

Windowsのセットアップバイナリ(インストーラーのエンジン部分)や、メジャーアップデート(機能更新)の処理を実行する際に使用されるシステムファイルを改善・最適化するためのパッチです。更新プロセス全体のエラーを低減させ、適用の信頼性を高めるために配信されます。

⚠️ カタログ上の表記に関する補足(誤認防止)
MicrosoftのUpdateカタログ等のシステム上、これらの動的更新は製品列に「Windows 10 and later Dynamic Update」と共通の分類名で表示されますが、実際の適用対象はタイトルの通りWindows 11(24H2/25H2)専用です。Windows 10環境に対して自動配信されたり、OSの深部が書き換わったりする事実はありません。

Q&A

Q1. 今回のプレビュー更新プログラム(KB5095093)は手動でインストールすべきですか?

A1. いいえ、一般ユーザーや安定運用を重視する方は、手動で適用(インストール)する必要はありません。
今回の「KB5095093」は非セキュリティのプレビュー更新(オプション扱い)であり、新機能のテストや特定の修正を先んじて導入したい方向けのものです。後述するOfficeの起動障害などのリスクも確認されているため、特別な理由がない限りはインストールをスキップ(様子見)し、来月の月例セキュリティ更新(自動で強制適用される本番パッチ)まで待つのが最も安全な運用の選択肢です。

Q2. 業務システムからExcelやWordが呼び出せなくなる不具合は、今回のプレビュー版を入れなければ回避できますか?

A2. いいえ、今回のプレビュー版を回避するだけでは安全とは言えません。
この「OLEオートメーション経由のOffice起動障害」は、今回のプレビュー版で初めて発生したものではなく、既に日本時間6月10日に配信されている「6月の定例セキュリティ更新プログラム(正式版)」の時点でシステム内に組み込まれている既知の問題です。そのため、自動更新によって既に地雷(リスク)が配布されている状態にあります。業務ソフトとOfficeの連携機能を常用している環境では、今月のプレビュー版によるテスト導入は完全に控え、メーカー側からの対応アナウンスや今後の修正パッチの動向を冷静に観察してください。

Q3. 業務ソフトからWord連携のボタンを押しても「何の画面も出ずに無反応」になります。失敗しているのでしょうか?

A3. はい、裏でOfficeの起動処理が「サイレント強制終了」している可能性が極めて高いです。
今回の不具合の大きな特徴として、画面に「エラーコード」や「警告のポップアップ」が一切表示されないまま、内部処理だけが消滅してしまう現象が確認されています。利用している業務ソフトのプログラム設計によっては、連携に失敗しているにもかかわらず画面上に「出力完了」とだけ表示されるケースもあります。データが反映されていないことに気付かないまま業務を進めてしまうと、後から書類の未作成などの実務トラブルに発展するリスクがあるため、ボタン操作後は必ず実際に指定のフォルダにファイルが生成されているか、中身が書き換わっているかを目視で確認してください。

Q4. アップデート後にテキストファイルのアイコンが半透明(薄い色)になりました。データが壊れたのでしょうか?

A4. ファイルの中身やデータは一切破損していませんので安心してください。
本更新を適用した環境において、エクスプローラーの表示形式を「詳細表示」に切り替えた際、テキストファイル等のアイコンが淡い色(薄色)に変化するマイナーバグがコミュニティで確認されています。これはデータ破損ではなく、「画面上の表示層における軽微な表示バグ」であり実害はありません。そのまま使用を続けて問題ありません。

Q5. インストールが「0x800f0922」というエラーコードで失敗し、元の状態に巻き戻ってしまいます。

A5. パソコンのシステム起動ファイルを格納する独立した領域(ESP)の空き容量が不足している可能性が高いです。
以前のOSから古いパーティション構成を引き継いでアップグレードしたPCなど、ESPのサイズが100MB前後に制限されている環境で発生しやすい公式の既知の問題です。本更新に含まれるSecure Boot関連ファイルの書き込み時に容量が足りなくなるのが原因です。エラーが出るからと無理に何度もインストールの再試行を繰り返すと、ブート情報の整合性が崩れて起動システムが不安定になる(最悪の場合ブートループに陥る)恐れがあるため、当サイトの過去記事等を参考にESP領域の拡張(容量確保)を行うか、適用を見合わせてください。

Q6. 「Netlogonのセキュリティ強化」によって、自宅のインターネットやネットワーク機器が使えなくなりますか?

A6. 自宅でローカルアカウントやMicrosoftアカウントを使用している一般ユーザー環境には、一切影響ありません。
この修正は、企業ネットワーク等でPCやサーバーを一括管理する「ドメイン環境(Active Directory)」専用の通信セキュリティ強化です。影響を受けるのは、社内ネットワーク内にすでにMicrosoftのサポートが終了している古いサーバーOS(Windows Server 2012以前)や、最新の暗号化通信に対応していない古いLinuxベースのSambaサーバー、古いNAS(ネットワーク対応HDD)などが残存している法人環境のみです。これらが残っている場合、本パッチを適用したWindows 11 PCからの接続(認証)が強制的に遮断され、アクセス不能になるリスクがあります。

Q7. アップデートカタログにある「Windows 10 and later」と書かれた動的更新(Dynamic Update)は、Windows 10のPCにも適用されますか?

A7. いいえ、Windows 10環境には一切適用されず、配信もされません。
Microsoft Updateカタログの製品列に「Windows 10 and later Dynamic Update」と表示されるのは、Microsoftの配信システムが動的更新パッチ全般を分類するための「共通のファミリー名(ハコの名前)」として自動表示している仕様によるものです。実際の適用対象を決定するのは左側の「タイトル」欄であり、そこには明確に「for Windows 11, version 24H2 / 25H2」と指定されています。Windows 10環境のOS深部が書き換わる心配はありませんのでご安心ください。


📚 この記事に出てくる専門用語

OLEオートメーション(オーエルイー・オートメーション)
Windowsにおいて、あるアプリケーションから別のアプリケーション(例:独自の業務ソフトや文献管理ツールから、ExcelやWordなど)を自動的に起動させ、データを送り込んで操作を連動させるためのプログラム共通規格。今回のOffice起動障害の根本原因となっている仕組みです。
ESP(EFI システムパーティション)
パソコンを正常に起動するために必要な最重要ファイルや、Secure Boot(セキュアブート)の署名データなどが格納されている、ストレージ(SSDやHDD)上の独立した専用領域。この領域の空き容量不足が、更新失敗エラー「0x800f0922」の引き金になります。
Netlogon(ネットログオン)
企業の社内ネットワーク環境(ドメイン環境)において、サーバーとパソコンの間でユーザーの認証情報(ログイン権限やアクセス権)を安全にやり取りするための内部通信規格。今回の強化により、古いシステムが残る法人環境で接続遮断のリスクが生じています。
Dynamic Update(動的更新)
Windows Updateを実行する際に、OSの修復用インフラ(WinRE)やインストーラーの処理エンジンといった、OSの深部システムを背景で自動的に改善・更新する仕組み。ユーザー側で個別に拒否や削除ができない自動強制適用の性質を持ちます。
BitLocker(ビットロッカー)
Windows Pro版以上に標準搭載されている、ドライブ全体を暗号化して盗難時のデータ漏洩を防ぐセキュリティ機能。OSの根幹(ブート領域など)が書き換わる大型アップデートの際、本人確認のために「回復キー」の入力を求めてくることがあるため、事前の確認が必須となります。

注:デバイスの暗号化パソコンのストレージ(SSDやHDD):全体を暗号化し、盗難や紛失時のデータ漏洩を防ぐセキュリティ機能。Pro版だけでなく、近年のメーカー製PCやHome版(特にWindows 11環境)であっても、初期設定の段階で標準(デフォルト)で有効化されているケースが非常に多くなっています。
「自分で設定した覚えがない」「Home版だから関係ない」と勘違いしやすいですが、それは大きな間違いです。今回のようOSの起動に関わる領域が書き換わるアップデートの際、本人確認のために突然「回復キー(48桁の数字)」の入力を求められることがあります。ここでキーが分からず失敗すると、最悪の場合、画面がロックされたままパソコンが一切起動できなくなり、中のデータも二度と取り出せなくなります。エディションに関係なく、事前に自身のMicrosoftアカウント等に回復キーが正しく保管されているかを必ず再確認してください。


最後に

記事を最後までお読みくださりありがとうございました。

今回のWindows 11(25H2/24H2)向けプレビュー更新プログラム「KB5095093」は、Cドライブの空き容量を原因不明で圧迫していた一時ログファイルの肥大化バグが解消されるというメリットがある一方で、業務システムからExcelやWordを呼び出す機能がエラーメッセージすら出さずに「サイレント強制終了」してしまうという、実務上極めて見落としやすいリスクを内包しています。

このOffice呼び出し障害は、既に自動配布されている「6月10日の定例セキュリティ更新(正式版)」の時点から組み込まれている現在進行形の問題です。画面にエラーが出ないからと安心せず、データ連携を行った後は「本当にファイルが作成・更新されているか」を実際のフォルダから目視で確認する防衛策を強くお勧めします。

新機能やテスト環境での検証がすぐに必要でない一般ユーザーや企業のシステム管理者は、今回のオプション更新(プレビュー版)の適用はスキップし、修正が進むであろう来月の月例自動更新まで様子見を維持することが、トラブルに巻き込まれずパソコンの安定稼働を守るための最も確実な防衛策となります。

もしこの記事がPCトラブルの予防や、日常業務の安全運用のお役に立てましたら、ぜひ記事下のシェアボタンからSNSで共有してください。皆さまのシェアが、同じように原因不明の無反応エラーで頭を悩ませている方々の助けとなり、今後の実機検証や記事作成の大きな励みとなります。

今回の記事は以上となります。

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付録:この記事の作成プロセス(AI協働メモ)

筆者の専門性とAI(Gemini+Perplexity+Copilot)との協働について
この記事は、Windowsトラブルシューティング20年以上の筆者が日々の体験をもとに、AIとの協働により執筆されました。Web上の膨大な情報調査、最新情報の検索、記述内容が技術的に適正であるかの厳密な検証プロセスを経て公開しています。
ここでは、その作成過程における調査項目や思考プロセスの一部を開示することで、記事の信頼性と透明性を補強することを目的とします。

1. この記事の目的と役割

この記事は、2026年6月24日に配信されたWindows 11(25H2/24H2)向けの累積更新プログラム(プレビュー版)「KB5095093」および同時配信された「Dynamic Update」の正確な詳細情報を届けるために作成されました。
特に、サードパーティ製業務アプリや医療・歯科レセコン、電子カルテ等からExcelやWordが起動しなくなる既知の問題において、エラー画面が出ずに処理が消滅する「サイレント終了」がもたらす実務上の重大な見落としリスク(出力成功の誤認)を読者に周知することを最大の役割としています。また、これがプレビュー版ではなく「6月10日の定例正式版」から既に埋まっている地雷であるという時間軸の罠を先回り告知し、目視確認や直接起動といった具体的かつ確実な回避策を提供することを目指しています。

2. 筆者の関連経験・専門性

この記事の執筆にあたり、筆者の以下の経験が活かされています。

  • 20年以上にわたるWindowsの実機検証(18年選手のGS1000等を用いた検証含む)およびトラブルシューティングの経験に基づく、OSアップデートに伴う不具合パターンの予測能力。
  • 企業・法人や医療・歯科現場における、独自業務ソフトとOffice(Word/Excel等)がデータ連携する仕組み(OLEオートメーションやCOMオブジェクト)に関するシステム的な構造への知見。
  • Microsoft Updateカタログの表記仕様(製品ファミリー名と実際のタイトル指定の乖離など)を正確に見極め、読者の不要なパニックを防止するフィルター能力。
  • Windows 11における、Homeエディションでも標準(デフォルト)で有効化される「デバイスの暗号化」仕様に伴う、回復キー紛失によるロックアウト(データ喪失)リスクに対する一貫した自衛策の蓄積。

3. AIとの協働内容(調査・議論のポイント)

記事作成の過程で、AI(Google Gemini)とは主に以下の点について調査、議論、内容の精査を行いました。

  • 「Windows 10 and later」表記の技術的プロfiles精査: Updateカタログ上でDynamic Updateの製品名に「Windows 10 and later」と表示される背景が、内部バージョン10.xをルーツとする管理上の仕様に過ぎないことを突き止め、実際の配信対象がタイトル欄に明記されている「Windows 11(24H2/25H2)専用」であることを厳密に検証・確認しました。
  • Office起動障害の「時間軸」に関するタイムライン整合: 本不具合が6月24日配信のプレビュー版ではなく、既に配布済みの「6月10日配信の定例正式版」から発症している事実をリリースノートから精読・確認。これにより「まだ先の話だ」と油断を誘う記述を排除し、現在進行形のリスクとして警告文を修正しました。
  • 「サイレント終了」に伴うヒューマンエラーのリスク分析: エラーのトーストやポップアップすら出ないという不具合の特性から、業務ソフト側が「出力成功」と誤認識(画面に表示)してしまう危険性を特定。「データが反映されていないことに気付けない」という実務上のクリティカルな盲点を突くため、箇条書きから独立した「厳重注意アラートボックス」へと視覚的構成をアップデートしました。
  • Netlogon強化による「遮断対象」の具体化: 2025年より前の設定経路という曖昧な表現から、サポート終了済みの古いWindows Server(2012以前)や、古いバージョンのSamba、古いNASが残存する法人環境が実害対象になることを明文化し、一般ユーザーとは明確に切り分ける整理を行いました。

4. 主な参照情報・検証方法

この記事は、以下の一次情報および実機環境を用いた厳密な検証プロセスに基づいて執筆されています。

  • Microsoft公式リリースノート: 2026年6月23日公開の「KB5095093 (OSビルド 26200.8737および26100.8737) プレビュー」サポートドキュメント、および既知の問題に関する最新ステータス。
  • Microsoft Updateカタログ: 当該配信期間(2026年6月第4週)における、主要KB「KB5095093」、Safe OS動的更新「KB5095615」、Setup動的更新「KB5102558」等のバイナリ登録データおよび適用条件の精査。
  • 実機および仮想検証環境: 自作AMD CPU実機(Win11 25H2環境、Win11 24H2環境)および仮想マシン環境(Win10 22H2環境)における実際のWindows Update配信挙動、ESP領域(起動パーティション容量)の挙動に関する経験則の照らし合わせ。
免責事項:この付録は記事作成過程のメモであり、必ずしも記事本文の内容と完全に一致するものではありません。また、ここに記載された情報が、記事の正確性を絶対的に保証するものではありません。

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