- お知らせ内容のまとめ
- 【重要なお知らせ】コンテンツおよびDB利用の「無償ならびに有料購読契約形態」への移行について
- 付録:当サイトのNotebookLMによるDB(データベス)の質問に対する回答例
- Q1-1.@Vol.1:中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができないないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。
- Q1-2:「中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができなないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。」の質問で社員に対する自分でできる範囲の対応のマニュアルは出来上がりました。これの回答で修復できなかった場合に、私たち情シスが対処する場合の専門的方法もマニュアル化してみてください。
- Q2.@Vol.2:セキュアブートDBの期限切れ問題にはどのように対処したらよいのですか?
- Q3.@Vol.1:どうも私のPC(Win11の25H2)の動作が不安定です。どのような対処をしたらよいかを総合的に教えてください。PCスキルはある方ですので、高度な対処方法も含めて教えてください。また、このサイトにある参考記事のタイトルのリンクもあると嬉しいです。
お知らせ内容のまとめ
なお、繰り返しになりますが、一般の読者の皆さまは、これまで通り無料でご利用いただけます。
今後も記事の無料公開は継続いたします。
【重要なお知らせ】コンテンツおよびDB利用の「無償ならびに有料購読契約形態」への移行について
当サイト「Win PCトラブル解決ガイド」および運営母体である「井上事務所」は、2026年度の新体制移行に伴い、コンテンツの利用規約および著作権運用を「契約形態ベース」へと刷新いたします。
※インボイス制度に対応した領収書の発行も順次体制を整えてまいります。
1. 正直に申し上げます:なぜ「契約」が必要なのか
当サイトでは従来より「個人利用無料」「出典明記」「商用利用の有償化」を掲げてまいりましたが、現在は以下の状況に直面しております。
参考:サイト利用規約
- 無断転載・アフィリエイトサイトへの転用の発生: 出典を明記せず、当サイトの検証データをコピーして自サイトの収益に繋げる、看過できない事例が一定数以上発生しています。
- 事業者様からの「適正利用」への引き合い: コンプライアンスを重視する企業様より「NotebookLM上のデータベースや記事を、自社のマニュアルやAIツールに二次利用したい」という正式なご相談をいただくようになりました。
- 「あやふや」にできない規模への成長: 月間1.5万PV、検索上位の常連となる中で、知的財産の管理を曖昧にしたまま放置することは、運営者としての責任放棄であると判断いたしました。
※ 当サイトのWindows OSに係る不具合記事のWeb検索での状況/順位実績については、ご参考までですが「【日記】嬉しい現象の報告【2023/03/30】」をご覧いただけると幸いです。
2. 一般の読者・個人ユーザー様への影響
結論から申し上げますと、従来と変わらず「無料」でご利用いただけます。
ただし、法的な裏付けとして、当サイトを閲覧された時点で「無償利用契約(0円ライセンス)」を自動締結したものとみなします。これにより、以下のことが明確化されます。
- 安心の担保: 個人で不具合解決のために閲覧・活用される方は、引き続き一切の費用はかかりません。
- 責任の所在: 情報の利用は自己責任となりますが、悪意のない個人利用を制限するものではありません。
3. 有償利用(有償ライセンス契約)が必要なケース
以下のような「プロの実務」や「二次利用」を検討されている方が対象です。
- 商用マニュアルへの転載: 自社の顧客向け資料や社内wikiへの引用・改変。
- NotebookLMデータベースの活用: 当事務所が構築した検証データを、自社のAIツールや保守業務のソースとして利用する場合。
- メディア等での再構成: 当サイトの一次情報を元に、独自の動画や記事を作成し収益化する場合。
4. 移行予定時期と今後の留意点
- 移行開始日: 2026年度内(準備が整い次第、順次適用)
- 運営者の免責: 万が一、運営者が事故や病気等で更新を停止した場合、その時点での月額契約等は自動解除(または返金なしでの終了)となる「持続可能な契約形態」を採用します。
- 当サイトの責任範囲: Windows Update不具合関連記事等の継続を主目的とします。周辺記事や恒常的/定型的なOS不具合解消記事の更新等は任意とさせていただきます。
予定する提供形態
- 無償利用契約(0円ライセンス): 一般読者・個人利用向け(サイト閲覧条件として自動付帯)
- 月額および年額サブスクリプション: 継続的な実務・商用利用向け
- DBのみの利用契約(NotebookLM等): 特定データ抽出・活用向け
- 個別コンテンツの買い切り: スポットでの二次利用向け
予定する料金:従来の常識を覆す「自己選択制」
「いくら払えば正解か」ではなく、「あなたが当サイトの知見に感じる価値」で決めていただくプランを提供いたします。
- 料金体系:ミニマム 1,000円より(上限なし)
【例えばこんなケース】
- 新しい記事を作成してほしい:例外的に「AI PCを18万円程度で自作したいのだが、2026年の4月に作成するとしたらどのようなパーツ構成がよいかの検討のベースにできる記事(3,000円」、「紙焼きの写真をデジタル化してアーカイブしたいのだが、効率よく行う方法の記事(5,000円)」などのようなリクエストにも対応します。(すべてのリクエストに対応できるわけではありません。それに「不得手分野」もかなりあるんです…)
- 個人ブロガー: 「アフィリエイト記事で1回だけ、不安なく引用したい」 ⇒ 1,000円(買い切り)
- 小規模ショップ: 「サポートページで二次利用したい。月3,000円なら助かる」 ⇒ 月額 3,000円
- ヘビーユーザー: 「記事もDBもフル活用し、二次利用もガンガン行う。月1万円の価値があると思う」 ⇒ 月額 10,000円
- 会社員: 「社内サポート担当だが、稟議なしで払える年額1万円で利用したい」 ⇒ 年額 10,000円
Notice:
- 料金決定権はあくまであなたの手中です。
- 契約料金は、「あなたの利用規模/利用形態に合わせて、あなたが適正とお考えになる金額で決定していただいてよい」ということです。
- 忖度の必要はありません。
- 公序良俗に反するサイトやギャンブルに関するサイト、著しい錯誤を招きかねない表現のあるサイト等には有料利用契約の締結をご遠慮願う場合があります。また、無償利用契約(0円ライセンス)での「利用/掲載/引用等」もお断りします。
最後に:私がこの「掟破り」を選んだ理由
正直に申し上げます。私は、自身の提供しているコンテンツに自負を持っています。 しかし、最も悲しいのは、その手塩にかけた知見が(特に商用で)「不当に無断利用」されてしまうことです。
「お金を払いたくない」のではなく、「適正な手続きがあやふやだから、結果的に無断になってしまう」
そんな状況を打破したいのです。 だから、「あなたが見合うと考えてくれる料金でいいよ」という形にしました。 実務家としてのプライドと、利用者様への信頼。この気持ちを汲み取っていただければ幸いです。
【ライセンス利用・法人様向けお問い合わせ】
「具体的な利用範囲の相談をしたい」「まずは料金の確認や相談から始めたい」という事業者様は、以下の専用フォームよりお気軽にご連絡ください。
[➡ ライセンス利用に関するお問い合わせはこちら]
付録:当サイトのNotebookLMによるDB(データベス)の質問に対する回答例
- 以下の4問答を仮想で行っています。なお、回答の修正などは一切行っていません。
- どの程度の回答を得られるのかの参考にしていただけたらと願っています。
- これは留意点なのですが、問いかけがあやふやですと適切/適正な回答を得ることが困難になります。この点にはAI利用の際のある意味しかたのない事象としてご寛容ください。
問答一覧
- Q1-1.@Vol.1:中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができなないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。
- Q1-2:「中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができなないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。」の質問で社員に対する自分でできる範囲の対応のマニュアルは出来上がりました。これの回答で修復できなかった場合に、私たち情シスが対処する場合の専門的方法もマニュアル化してみてください。
- Q2.@Vol.2:セキュアブートDBの期限切れ問題にはどのように対処したらよいのですか?
- Q3.@Vol.1:どうも私のPC(Win11の25H2)の動作が不安定です。どのような対処をしたらよいかを総合的に教えてください。PCスキルはある方ですので、高度な対処方法も含めて教えてください。また、このサイトにある参考記事のタイトルのリンクもあると嬉しいです。
- 比較用にMSCopilotにQ1.1とQ1.2を提示した結果
Q1-1.@Vol.1:中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができないないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。
A:Windows Update後に多発しているWi-Fiの接続不良やUSB機器の認識不良について、PCに詳しくない社員の方でも安心して試せる「社内配布用マニュアル」の原稿を作成しました。
- 認識しないUSB機器を一度抜き、数秒待ってからもう一度しっかりと挿し込んでみてください。
- 改善しない場合は、パソコンにある別のUSBポート(差込口)に挿してみてください。
- パソコンに接続されているUSB機器(USBメモリ、スマートフォン、外付けHDDなど)をいったん全て取り外します(マウスやキーボードはそのままで構いません)。
- 画面左下の「スタートボタン」をクリックし、「電源」アイコンをクリックします。
- キーボードの 「Shift」キーを押したまま 、「シャットダウン」をクリックします。
- パソコンの画面が真っ暗になり、完全に電源が切れたら、パソコンのACアダプター(電源ケーブル)をコンセントから抜きます。
- そのまま 5分〜10分程度放置 します(これが放電作業です)。
- 時間が経ったら、再びACアダプターを繋ぎ、パソコンの電源を入れてください。
- パソコンが起動したら、Wi-Fiの接続状況や、USB機器を挿して正しく認識するかを確認してください。
- Wi-Fiルーターの電源ケーブルをコンセントから抜きます。
- そのまま5分ほど待ってから、再度電源ケーブルを挿し込みます。
- ルーターのランプが正常に点灯するまで待ち、パソコンからWi-Fiに繋がるか確認してください。
Q1-2:「中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができなないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。」の質問で社員に対する自分でできる範囲の対応のマニュアルは出来上がりました。これの回答で修復できなかった場合に、私たち情シスが対処する場合の専門的方法もマニュアル化してみてください。
A:社員様向けの一次対応(放電・再起動など)で解決しなかった場合、OSの深層設定やドライバー、システムファイルの不整合が疑われます。情シス部門の皆様が専門的に対処・修復するための「二次対応(高度トラブルシューティング)マニュアル」を作成しました。
このマニュアルは、現場での復旧率が高い順(かつリスクが低い順)にフェーズ分けして構成しています。
【情シス部門向け】WinUp後のWi-Fi・USB認識不良 高度対処マニュアル
■ フェーズ1:トラブルの温床となる「OS機能・省電力設定」の遮断
Windows Update後、設定が初期化されて省電力機能が過剰に働き、デバイスを見失うケースが多発しています。まずはこれらを無効化します。
1. 高速スタートアップとFast Bootの無効化 不整合な状態を次回起動時に持ち越さないため、必ず無効化します。
- OS側: 管理者コマンドプロンプトで
powercfg /hibernate offを実行。 - BIOS/UEFI側: 「Fast Boot」をDisabledに設定。
2. デバイスごとの「省電力機能」の無効化 デバイスマネージャーを開き、以下の箇所の設定を変更します。
- USBの場合: 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内にあるすべての「USB Root Hub」および「Generic USB Hub」のプロパティを開き、「電源の管理」タブの「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。
- Wi-Fiの場合: 「ネットワークアダプター」から対象のWi-Fiモジュール(Intel BE200など)のプロパティを開き、同様に「電源の管理」タブのチェックを外します。さらに「詳細設定」タブにて、「MIMO省電力モード」や「スループットブースター」などの電力関連項目を「最大パフォーマンス」や「無効」に設定します。
3. USBセレクティブサスペンドの無効化
- コントロールパネル > 電源オプション > プラン設定の変更 > 詳細な電源設定の変更
- 「USB設定」>「USBのセレクティブサスペンドの設定」を「無効」にします。
■ フェーズ2:ドライバーの強制再構築とリセット
フェーズ1で改善しない場合、更新時に適用されたドライバーが破損、または不適合を起こしている可能性が高いため、強制的に再読み込みさせます。
1. デバイスマネージャーからの完全削除と再認識
- USB: 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内の「USB Root Hub」や「USB Host Controller」を右クリックし「デバイスのアンインストール」を実行します(複数ある場合はすべて)。
- Wi-Fi: ネットワークアダプタから対象のWi-Fiデバイスをアンインストールします。※「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れるとより確実です。
- 再起動: PCを再起動すると、Windows標準の正常なドライバーが自動で再インストールされます。直らない場合は、PCメーカー公式の最新ドライバーを手動で適用してください。
2. 【高度】コマンドラインからの強制リセット GUI操作で改善しない、またはマウス等が効かなくなるリスクを避ける場合、コマンドを活用します。
- ネットワークのリセット: 管理者コマンドプロンプトで
netsh系のリセットコマンド(netsh winsock resetやnetsh int ip resetなど)を実行します。 - USBの一括リセット: WDK(Windows Driver Kit)に含まれる
devcon.exeツールを使用し、コマンド(例:devcon restart USB\*)からUSBデバイスツリー全体を強制的に再起動させます。
■ フェーズ3:OS深層の修復とアップデートの切り離し
ドライバー単位の修復で直らない場合、Windows UpdateによってOSのシステムファイル自体やコンポーネントが破損したと判断します。
1. 鉄則順序でのシステムファイル修復(SFC / DISM) 管理者コマンドプロンプトにて、以下の順序で実行し、OSのコアファイルを修復します。
sfc /scannow(ローカルファイルの修復)DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth(コンポーネントストアの修復)sfc /scannow(DISM修復後の再確認) ※オンラインでエラーが出る場合は、回復環境(WinRE)からの「オフライン実行」が必要になります。
2. 問題のKB(更新プログラム)のアンインストール
- 「設定」>「Windows Update」>「更新の履歴」>「更新プログラムをアンインストールする」から、トラブル発生のトリガーとなった直近の累積更新プログラム(KB)を削除し、事象が改善するか確認します。
- OSが起動しない・操作不能な場合は、WinRE(回復環境)の「詳細オプション」からアンインストールを実行します。
3. マザーボードのBIOS/UEFI・チップセットの更新 OSのセキュリティ要件強化に、古いファームウェアがついていけず、デバイスを「脆弱」と誤認して通信や認識を遮断しているケースがあります。メーカーサイトから最新のBIOSおよびチップセットドライバーを適用してください。
⚠️【情シス部門向けの重要注意事項】
- BitLocker環境下のCMOSクリア・BIOS更新の危険性: トラブルシューティングの最終手段としてCMOSクリア(BIOSリセット)を行う場合、必ず事前にBitLockerが「中断」または「無効」になっていること、および回復キーが手元にあることを確認してください。これを確認せずに実行すると、TPMクリアにより二度とOSにサインインできなくなります。
- 遠隔操作(リモート)時のUSBリセットの罠: リモートデスクトップで操作中にUSBルートハブの削除や
devconコマンドを実行すると、接続先のUSB機器(マウス・キーボード・Wi-Fiドングル等)が一斉に切断され、現地での物理操作が必要になる「詰み」状態になる危険があります。有線LAN環境下で実行するか、バッチファイル化して再起動まで自動化するなどの工夫が必要です。
Q2.@Vol.2:セキュアブートDBの期限切れ問題にはどのように対処したらよいのですか?
A:最新の検証(2026年2月17日時点)により、セキュアブート証明書が期限切れ(2026年6月)になっても、基本的にはOSは正常に起動し、日常的な利用やWindows Updateも継続できることが判明しています。
しかし、初期ブートプロセスに関する新しい脆弱性修正を受け取れなくなるなど、デバイスの保護レベルが段階的に低下するため、セキュリティを維持するためには以下の対処が必要です。
1. Windows Updateによる自動更新(基本は「待ち」)
ほとんどの個人用デバイスは、Windows Updateを通じて自動的に新しい証明書(2023年版)へ更新されます。まずは最新のWindows Update(累積更新プログラム)をエラーなく適用させることが、最も基本的かつ確実な第一歩です。
2. メーカー(OEM)製ファームウェア(BIOS)の確認と更新
一部のシステムでは、Windows Updateからの書き込みがロックされているなどの理由で、PCメーカー(OEM)やマザーボードベンダーから提供されるファームウェア(BIOS/UEFI)更新を適用する必要があります。ご自身のPCメーカーのサポートページを定期的に確認し、「UEFI CA 2023」や「Secure Boot DBX Update」等の記載がある最新BIOSがリリースされていれば、手順に従って適用してください。
3. トラブルに備えた「事前準備」(最重要)
更新の過程でマザーボードの構成が変化したとBitLockerが検知し、再起動時に突然48桁の「回復キー」を要求してくるリスクがあります。これを防ぐため、以下の準備を必ず事前に行ってください。
- BitLocker回復キーの確保: 48桁の数字を紙に控えるか、別のスマートフォンなどで確認できるようにしておく。
- システムのバックアップ: 万が一PCが起動不能(文鎮化)になった場合に備え、システムドライブ全体のイメージバックアップを取得しておく。
⚠️ 絶対にやってはいけないこと(禁忌事項)
- 非公式ツールでの強制書き換え: Rufusなどの非公式ツールを使って署名を無理やり書き換える手法がネット上で紹介されることがありますが、マザーボードを破壊し二度と起動しなくなる(文鎮化)リスクが極めて高いため、絶対に行わないでください。
- 安易なセキュアブートの「無効化」: 期限切れを回避するためにセキュアブートをオフにすることは、セキュリティの土台を自ら破壊し、「メモリ整合性」などの防御機能を連鎖的に停止させるため推奨されません。
※ただし、メーカーのサポートがすでに終了しておりBIOS更新が絶望的な古いPCに限り、起動不能トラブルを避けるための「最終手段(セキュリティを犠牲にした延命策)」として、セキュアブートを無効化するという選択肢が残されています。
Q3.@Vol.1:どうも私のPC(Win11の25H2)の動作が不安定です。どのような対処をしたらよいかを総合的に教えてください。PCスキルはある方ですので、高度な対処方法も含めて教えてください。また、このサイトにある参考記事のタイトルのリンクもあると嬉しいです。
A:Windows 11 Version 25H2(およびベースとなる24H2)は、セキュリティ機能の大幅な厳格化やAI機能の統合など、OSの根幹に大規模な変更が加えられている「過渡期」のバージョンであり、古いハードウェアやソフトウェアとの間で不具合が起きやすい傾向があります。
PCスキルをお持ちとのことですので、OSの深部にアプローチする高度なトラブルシューティングから、最終的な環境再構築までの総合的な対処法を、参考記事のタイトルと共にご案内します。
【大前提】作業前のシステム保全(絶対条件)
これ以降の操作はシステムに深く介入するため、事前に必ず以下を行ってください。
- イメージバックアップの取得: サードパーティ製ソフトを用いて、Cドライブ全体のイメージバックアップを取得します。
- 復元ポイントの手動作成: 作業前に明示的に作成しておきます。
🔗 参考記事:
- 【Win安定運用大全-02】保全編:失敗を「無」に帰す最強のバックアップ戦略
第1段階:トラブルの温床を絶つ「環境の調律」
まずは、OSを不安定にさせる「隠れた要因」を排除します。
1. 高速スタートアップとFast Bootの完全無効化 SSD環境では百害あって一利なしです。前回の不整合を持ち越し、トラブルの元となるため必ず無効化します。
- OS側: コマンドプロンプト(管理者)で
powercfg /hibernate offを実行し無効化します。 - M/B側: BIOS/UEFI設定で「Fast Boot」を無効にします。
🔗 参考記事:
- 【やはり危険?】高速スタートアップとFast Boot 【2025/03/17移転】
2. 古いユーティリティとドライバの排除 25H2の厳格なセキュリティ基準により、古いカーネルモードドライバ(WinRing0.sysなど)がOSと衝突し、不安定化を招くケースが多発しています。
- PCメーカーやM/Bベンダーの古い独自ユーティリティやOCツールなどは、最新の25H2対応版でなければすべて完全アンインストールしてください。
🔗 参考記事:
- 【ブラウザー動作の不安定化もあり】Winが仕掛ける「後方互換性の罠」と「認証崩壊」対策ガイド【セキュリティ転換期】
第2段階:システムファイルの徹底修復
通常の修復で直らない「隠れ不具合」に対処します。
1. 推奨順序でのオンライン修復 コマンドプロンプト(管理者)で、sfc /scannow → DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth → 再度 sfc /scannow の順で実行します。
2. 【究極奥義】SFC/DISMの「オフライン実行」 オンライン実行で効果がない場合やDISMが途中で停止する場合、稼働中のOSのロック制限を受けないオフライン実行を行います。
- インストールメディアからPCを起動し、コマンドプロンプトを開いて、メディア内の正常なシステムファイルをソースに指定して強制修復します。
🔗 参考記事:
- 【SFCとDISM】究極奥義「オフライン実行」でOSを徹底修復-完全解説版【2025/08/12】
第3段階:不調の「黒幕」の特定と対処
修復で改善しない場合、以下の2つの深刻な問題が疑われます。
1. ユーザープロファイルの破損 エクスプローラーの遅延やアプリの不調は、プロファイル破損のサインです。
- 破損が疑われる場合、修復は困難なため、新しいローカル管理者アカウントを作成し、そちらにデータを引っ越すのが最も確実です。
🔗 参考記事:
- 【どうやって確認するの?】ユーザープロファイル破損のチェック方法【2025/06/01】
- 【あなたは大丈夫?】ユーザープロファイル破損による不都合と修復【2025/04/29】
2. EFIシステムパーティション(ESP)の「時限爆弾」 Windows 10時代から引き継いでいるPCでは、EFI領域が「100MB」であることが多く、これが25H2などの環境では容量不足となり、予期せぬ不安定化や更新エラーの「黒幕」となります。
- 「ディスクの管理」でEFIパーティションが100MBの場合、サードパーティ製ツールを用いて260MB以上に拡張することを検討します。
🔗 参考記事:
- 【緊急警告・ただし推定】EFI領域100MB状態でのWin11(25H2)移行は自殺行為の可能性が高い【2025/10/18】
- 【システム領域不足】WinUpやOSアップグレードの失敗を解消する【2025/09/15】
最終段階:OSの再構築と戦略的退避
何をしても不安定な場合の最終手段です。
1. 修復インストール(インプレースアップグレード) データとアプリを維持したまま、25H2のISOファイルからsetup.exeを実行し、OS基盤を上書き修復します。
2. 完全なクリーンインストール EFI領域の容量不足を根本から解決するにはこれが最も安全です。
- インストール時に、古いパーティション(回復、EFI、MSR、プライマリ等)をすべて「削除」し、「未割り当て領域」にしてから進めることで、適正なサイズのEFI領域が自動生成されます。
🔗 参考記事:
- 【急ぐべき?】Windows 11 25H2アップデートが来た!でも待って!「安全第一」で進めるための完全ガイド【2025/10/14】
3. 【退避戦略】安定した旧OSへ戻る 25H2は、24H2の変更に加えてAI機能を重ねた不安定なバージョンです。業務等で安定性を最優先する場合、「危険な場所から一時的に離れる」のも賢明な判断です。
- サポート終了の2025年11月まで Windows 11 23H2 に戻す。
- または、Windows 10 22H2 に戻し、有償の「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を利用して次期OSの成熟を待つ。
🔗 参考記事:
- 【コラム】Win11(25H2)と最近の不具合発生について【2025/09/10】
- 【朗報】ただし隠し要件があるのかも・・・Win10延長サポート、1年間は誰でも簡単に無料で利用できます!【2025/09/03】
比較:MS Copilotに同様の質問をした場合
それぞれの方が比較しての感じられかたは異なると思いますが、以下はGoogle GeminiとPerplexity.aiによる、MS Copilotと当サイトのデータベース(以下、当DB)の回答比較に関する講評です。
なお、私個人の感想としては「やってはいけないことの補足が弱い」「優先順位が実際の現場とは異なる」というのがかなり気になるところです。
1. 「一般論」vs「泥臭い真実(ノウハウ)」
- Copilotの回答: 非常に教科書的で「優等生」な回答です。ネットワークリセットや機内モードの確認など、検索すればどこにでも出てくる「標準的な手順」を綺麗にまとめています。
- 当DBの回答(Q1-1): 「難しい用語を省く」と宣言した上で、「放電」と「完全シャットダウン(Shift+シャットダウン)」という、現場で最も打率の高い(しかし公式ヘルプでは軽視されがちな)解決策をセンターに据えています。
- ここが凄い: 情シス経験者なら分かりますが、社員に「ネットワークアダプターのリセット(Copilot案)」をさせると、設定が飛んで余計にパニックになります。当サイトDBの「放電」こそが、最もユーザーを壊さず、かつ直る確率の高い「生きた知恵」です。
2. 「マニュアルの体裁」vs「現場の修羅場」
- Copilotの回答(Q1-2): コマンドの羅列やデバイスマネージャーの確認など、「やり方」を教えてくれます。
- 当DBの回答(Q1-2): 手順の前に「BitLockerの罠」や「リモート操作時の自爆リスク(devconの罠)」という、致命的な失敗(恥どころかクビが飛ぶレベルのミス)を先回りして警告しています。
- ここが決定差: プロが金を払うのは「手順」に対してではなく、この「地雷の場所を教えてくれる情報」に対してです。Copilotの手順通りにリモートでUSBリセットをかけたら、その瞬間に接続が切れて現地へ走る羽目になります。当サイトDBはそれを防いでくれます。
3. 「情報の鮮度と実機感」
- Copilot: 一般的なトラブルシューティングの枠を出ません。
- 当DB: 「Intel BE200」など具体的な型番に触れたり、「25H2」という最新かつ不安定な環境への「退避戦略」まで提示しています。これは「今、この瞬間に格闘している人」にしか書けない内容です。
=====以下 MS Copilotの回答です=====
Q1-1:社員配布用マニュアルの作成依頼
質問:中規模企業の情シスです。WinUp後にWi-Fiの接続ができない、ないしは不安定という症状と、USBメモリ/機器などの認識不良が発生しています。社員に配布する対処マニュアルを作成したいです。(あまりPC/Winに詳しくない人にも理解しやすいように作成した原稿をいただけますか。なお、「ここで操作に困ったら、必ず私に連絡するようにという留意書き」も挿入されてると助かります。)
A(Copilot):以下に、社員向けのやさしい対処マニュアルの原稿をまとめました。専門用語をできるだけ避け、操作に迷ったらあなたへ連絡するよう明記しています。
📘 Windowsアップデート後のWi-Fi接続不良/USB認識不良 対処マニュアル(社員向け)
📝 はじめに
Windowsアップデート(WinUp)後に、Wi-Fiがつながらない、USB機器を認識しないといったお問い合わせが増えています。このマニュアルでは、PCに詳しくない方でもできる基本的な対処方法をまとめています。操作に不安がある場合は、無理をせず必ず情シス(=私)に連絡してください。
📡 1. Wi-Fiがつながらない/不安定なとき
1-1. PCを再起動する
最も効果がある基本対処です。「スタート」→「電源」→「再起動」を選んでください。
1-2. Wi-Fiの設定確認
画面右下のネットワークアイコンをクリックし、Wi-Fiが「オン」になっているか、機内モードが「オフ」になっているかを確認してください。
1-3. ネットワークアダプターのリセット
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」からリセットを行います。※再起動が必要になります。
💽 2. USBメモリ/USB機器が認識しないとき
2-1. ポートを変えてみる
別の差し込み口に挿し直したり、10秒待ってから挿し直してください。
2-2. デバイスマネージャーでの確認(できる方のみ)
デバイスマネージャーを開き、「!」マークがある項目を右クリックして「デバイスのアンインストール」を行い、再起動します。
📞 3. 情シスへの連絡方法
上記で改善しない場合や操作が不安な場合は、必ず情シス(=私)に連絡してください。
Q1-2:情シス担当者向け専門マニュアルの作成依頼
質問:上記(Q1-1)の対応で修復できなかった場合に、私たち情シスが対処する場合の専門的方法もマニュアル化してみてください。
A(Copilot):了解です。情シス担当者向けの“専門的な復旧マニュアル”をまとめます。
🛠 情シス向け Windowsアップデート後 不具合復旧マニュアル(技術者用)
📡 1. Wi-Fi接続不良への技術者向け対応
1-1. ドライバーのロールバック
デバイスマネージャー(devmgmt.msc)から、対象アダプターのプロパティを開き、「ドライバーを元に戻す」を実行します。
1-2. ネットワークスタックのリセット
netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /flushdns
1-3. 高速スタートアップの無効化
電源オプションから「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。
💽 2. USB認識不良への技術者向け対応
2-1. USBコントローラーの再構築
デバイスマネージャーで「USB Root Hub」等をアンインストールし、再起動して自動再認識させます。
2-2. USBセレクティブサスペンドの無効化
電源プランの詳細設定から「USBセレクティブサスペンドの設定」を「無効」に変更します。
🧪 3. 共通のシステム修復
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
📌 4. 運用ルール
改善しない場合はBIOS更新、Windows Updateのロールバック、最終手段としてインプレースアップグレードを検討してください。

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