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【WinUp個別】Windows Update後にHyperVが開始/起動できなくなった【2026/05/15】

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【どうやって確認するの?】ユーザープロファイル破損のチェック方法【2025/06/01】

 

20男A5 がっかり 推定/不確実な記事
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最終更新日時:2026/05/15 07:20
文責:主筆 井上 公敬

本日(5/15)10:30より病院の予約があるため、必要事項のみを記載した暫定版になっています。後程正式版と差し替えます。

この記事は「【不具合追跡】2026年05月12日 KB更新後の状況推移」の補完のための分離記事です。

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この記事について

2026/05/14 の Windows Update(WinUp)適用後、Hyper‑V 上の Windows 11 仮想マシンが起動できなくなる事象が発生しました。
2026年3月プレビュー更新(KB5085516 など)でも「保存状態から復帰できず 0xC03A0014 が発生する」という既知問題がありましたが、今回はそれと似ているものの、主因は “Virtual TPM のハッシュ不一致” でした。

参考:
【不具合追跡】2026年3月25日プレビューKB更新後の状況推移【2026/03/25】

(2026/03/28 10:30時点:Hyper-V(24H2)および実機での挙動報告セクション)

すべての環境で再現するわけではありませんが、手元で実際に復旧できた方法を暫定版として共有します。


今回の事例

最初のエラー画面(Virtual TPM のハッシュ不一致)

HyperV Virtual TPM のハッシュ不一致エラー画面

2回目のエラー画面(ISO マウントの不整合 → 0xC03A0014)

HyperV 2回目(マウントエラー)画面

保存された状態を削除する場所

HyperV 保存された状態を削除の場所

今回の復旧に必要だったポイント(暫定)

1. 保存状態(.vmrs)が破損していた

保存状態が壊れると、Hyper‑V は以下を正しく読み込めなくなります:

  • Virtual TPM の状態
  • SCSI コントローラ
  • マウントされている ISO
  • メモリスナップショット

その結果、「認証ダイジェスト不一致」→ 復元不可 という状態になります。

2. 保存状態の削除 → ISO が“見えるようになる”

保存状態を削除すると、Hyper‑V が本来の構成(ISO マウント状態など)を正しく読み込めるようになります。
今回も、保存状態削除後に ISO が突然見えるようになった ため、保存状態破損が確定しました。

3. ISO をアンマウントすると起動できた

VTPM は起動時に「構成ハッシュ」を計算しますが、ISO がマウントされたままだと構成変更扱いになり、整合性チェックが通らない場合があります。
ISO を外すことで構成がシンプルになり、VTPM の整合性チェックが通過 → 起動成功 となりました。

システム領域を拡張済みでも発生する理由

今回の環境では、EFI システム領域(517MB)・MSR・回復パーティションを含め、Windows Update が要求するシステム領域はすべて十分に確保されていました。
そのため、「領域不足が原因で Hyper‑V が起動できなくなった」 という典型的なケースではありません。

それでもエラーが発生した理由は、以下のように TPM 周りの変更と保存状態の整合性破損 が重なったためと推定されます。

  • Windows Update により Virtual TPM の PCR 値が更新された
  • 保存状態(.vmrs)に記録されている旧 PCR と一致しなくなった
  • Hyper‑V が「整合性不一致」と判断し、復元を拒否
  • さらに ISO がマウントされたままだったため、構成ハッシュが変化
  • 結果として 0xC03A0014(構成不整合)が発生

このように、システム領域を拡張していても、TPM の仕様変更が絡むと Hyper‑V が起動できなくなるケースがある ため、注意が必要です。


今回の事例以外の発生原因と解決手法(暫定)

1. VTPM の PCR 更新による整合性エラー

Windows Update により VTPM の PCR が更新され、保存状態の PCR と一致しなくなるケースです。
対処:保存状態の削除 → 通常起動

2. ISO / VHDX のパス変更・アクセス権問題

外付け SSD のドライブレター変更、NAS 切断、ISO の移動などで発生します。
対処:パス修正 or アンマウント

3. チェックポイントの破損

TPM を含むチェックポイントは破損すると全て復元不可になります。
対処:チェックポイント削除 → 通常起動

4. 構成ファイル(.vmcx)の破損

稀に構成ファイルが壊れることがあります。
対処:新規 VM を作成し、既存 VHDX を接続

暫定版まとめ

  • 今回は「保存状態破損 + VTPM 整合性エラー + ISO マウント不整合」が重なったケース
  • 保存状態削除 → ISO アンマウント → 起動成功
  • 3月プレビューの既知問題と似ているが原因は別系統
  • 正式版では技術背景と再発防止策を追記予定

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