【重要】このブログのスタンス:速報性と予防効果を最優先する理由(クリックで展開)
当サイトのトップページにも記載していますが、改めて、私たちの情報発信における最も重要なスタンスについてお話しさせてください。
トラブルシューティング手法などの一般記事は十分な精査を行った後に公開していますが、毎月のWindows Updateに関する記事においては「速報性と予防効果を最優先」してお届けしています。
なお、公開内容に錯誤などが含まれていた場合は、速やかに修正や続報の提供を行っています。この点はご了承の上、ご寛容ください。
このサイトではWindows Update情報や、Winの不具合情報などを発信する上で、完全な正確性より、速報性や予防効果に重きを置いているなどいくつかの注意点があります。
これは、単なる免責事項ではありません。読者の皆様のPCを深刻なトラブルから守るために、私たちが最も大切にしている編集方針です。
✅ 【1/16 09:00現在】状況:安定(※リモートワーク環境のみ要注意)
配信開始から48時間が経過しました。一般家庭での利用においてOSが起動不能になるような致命的な障害は報告されていません。
今回の更新には悪用済み脆弱性(ゼロデイ)の修正が含まれるため、自衛を固めた上での適用を推奨するフェーズです。
- 致命的なシステム障害の報告:なし(一般環境では概ね良好)
- 【重要】特定の業務影響:AVD/Windows 365への接続障害が公式に認められています
- 推奨アクション:イメージバックアップ取得後、速やかに適用。ただしリモートデスクトップ利用者は回避策を確認のこと
一般ユーザーはセキュリティ対策を優先すべきですが、業務でリモート接続を利用している方は、管理者の指示を待つか、最新の追跡情報(第1章)をご確認ください。
⚠️ 適用前に確認すべき重要事項と仕様変更
今月のアップデートには、セキュリティ強化に伴う「レガシー環境の切り捨て」や重大な仕様変更が含まれます。
- 【NEW】リモート接続障害: Azure Virtual Desktop等へのログインに失敗する不具合が発生中(KIR修正開始)。
- ゼロデイ脆弱性修正: DWM(Desktop Window Manager)など、計114件の脆弱性が修正されます。
- レガシーモデム削除: 旧FAXモデム用ドライバーが強制削除され、該当機器は動作不能になります。
- 2026年問題への布石: セキュアブート証明書の期限切れ(2026/06)に向けた識別データが含まれます。
- Win11描画バグ: ダークモード時のエクスプローラー「PC」表示でレイアウトが崩れる場合があります。
- MSMQ不具合の解消: 12月に発生したMSMQ障害は、本累積更新で正式に修正済みです。
1.【時系列】不具合報告と動向(追跡ログ)
1/16 09:00 情報更新:【公式認定】リモートデスクトップ接続障害と現在の対策
【重要:業務影響】Azure Virtual Desktop / Windows 365 への接続不能不具合
Microsoftは、本更新(KB5074109 / KB5073724等)を適用したWindowsクライアントにおいて、「Windows App」を使用したリモート接続が失敗する既知の不具合を公式に認めました。
- 症状: AVDやWindows 365への接続時に資格情報プロンプトが表示されない、または認証エラー(Code: 0x80080005等)が発生してログインに失敗します。
- 現在の対策(個人・非管理端末): KIR(既知の問題のロールバック)が適用開始されました。デバイスを再起動することで、自動的に修正が反映される場合があります。
- 現在の対策(企業・管理端末): IT管理者が特定のグループポリシーを適用する必要があります。修正完了までは「ウェブ版クライアント」または「Remote Desktopクライアント(MSI版)」の使用が推奨されます。
※ リモートワークでAVD等を利用している環境では、管理者の指示があるまで適用を保留することを強く推奨します。
1/15 12:00 情報更新:インストール失敗エラー「0x800f0922」の継続監視
【報告】インストール失敗エラー「0x800f0922」の継続
一部の環境において、更新プロセスが最終段階で失敗し、ロールバックされる報告が続いています。今月の更新はブート情報の書き換えを伴うため、EFIシステムパーティション(ESP)の空き容量が不足しているとこのエラーが発生しやすくなります。失敗した場合は、不要なブートエントリの削除やパーティションの拡張を検討してください。
1/14 12:00 情報更新:適用推奨判断と既知のUI不具合について
1. 【Win11】エクスプローラー「PC」表示でのダークモード不具合
対象:Windows 11 (25H2 / 24H2)
状況:エクスプローラーの起動時設定を「PC」にしている環境において、ダークモード適用時にレイアウトが崩れたり、文字の視認性が低下する不具合が一部で報告されています。
- 回避策: 設定の「全般」から、エクスプローラーで開くページを「ホーム」に変更することで回避可能です。機能的な実害(データ消失等)はありません。
2. 【解消確認】12月のMSMQ障害が累積更新に統合
12月の定例更新後に一部の業務環境を混乱させた「MSMQサービスが起動しない」問題について、今回の1月累積更新プログラムにはその修正内容がすべて取り込まれていることを確認しました。
- 推奨: 業務アプリでMSMQを利用している環境では、適用後にイベントログを確認し、サービスが正常に「実行中」となっているか再点検を行ってください。
3. 【Win10】ESU(延長サポート)契約の再確認
Windows 10に関しては、通常サポートが終了しているため、ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)契約がない環境には今月のKB5073724は配信されません。
- 注意: 企業・自治体環境において、一部の端末にだけ更新が届かない場合は、ESUライセンスの適用状態をまず確認してください。
2. 今回の公式発表と独自障害予測
1. Microsoft公式発表:今月の「既知の不具合」(2026/01/14時点)
1.1. Windows 11 Version 25H2・24H2 (KB5074109)
- ロック画面のパスワードアイコン消失
- 現象: ロック画面でパスワード入力アイコンが表示されなくなる場合があります。
- 状況: 個人環境での影響は低いとされていますが、KIR(既知の問題ロールバック)が準備されています。
2. 本サイト独自の障害予測(2026/01/14時点)
2.1. UIカスタマイズツールの無限ループクラッシュ
【根拠】: WinSqlite3.dll の更新とエクスプローラーの描画改善が入っています。ExplorerPatcher等のツールが古いと、エクスプローラー起動時に内部エラーを吐き、デスクトップが表示されない等の症状が予測されます。
2.2. WDS自動展開プロセスのハングアップ
【根拠】: 今回からWDSの「ハンズフリー展開」が既定で無効化されました。告知なしに適用すると、OS展開中に応答待ちでプロセスが止まり、現場が混乱するリスクがあります。
2.3. NPU搭載機でのスリープ復帰不良
【根拠】: 電力制御(アイドル時)の修正が含まれていますが、周辺機器とのハンドシェイクに失敗し、復帰後にUSB機器やマウスが認識されないといった挙動に注意が必要です。
2.4 答え合わせ
次回記事への引き継ぎ時に予測の的確さの判定を行います。
3. 配信直後の初動レポート(2026/01/14 10:00 時点)
- インストール進捗の停滞: Win11環境において、40%〜60%付近で15分以上停止する報告がありますが、Hotpatch基盤の構築を行っている可能性があるため、最低1時間は放置を推奨します。
- モデムの動作停止: 予測通り、古いFAXソフトが「デバイスが見つかりません」というエラーを吐く事例が確認されています。
✅ トラブル発生時の「修復の可否」判断
| 区分 | 項目 | 具体的なアクション | 失敗しないための鍵 |
|---|---|---|---|
| 必須 | 回復キーの準備 | MSアカウントから48桁のキーを控える | ◎ データの保護 詰みを回避 |
| 必須 | システム領域の確認 | EFI領域の空き容量(300MB+)確保 | ◎ 更新の完遂 エラー0x800f0922回避 |
| 推奨 | BIOS更新の有無確認 | マザーボード側の2026年問題対応状況確認 | ○ 将来の安泰 6月以降の起動保証 |
諸注意情報等
この記事について
この記事は、2026年1月14日に配信されたWindows Update 定例更新(Bリリース)について、現在進行拠点で発生している不具合情報、および緊急の回避策に特化して解説するものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象KB | Win11 (25H2/24H2): KB5074109 Win10 (22H2 ESU): KB5073724 |
| キーワード | Windows Update, 不具合, Hotpatch, 2026年問題, モデム削除, インストール失敗, WDS仕様変更, 2026年1月 |
| 最新情報更新日 | 2026/01/14…初版公開
2026/01/14 11:45…情報を更新 2026/01/16…記事構成を新版テンプレートに変更しました |
アップデート適用前の準備と心構え
Windows Updateには、予期せぬ不具合のリスクが常に伴います。アップデートを適用する前には、必ず万全の準備を行い、ご自身のPCとデータを守るための「自衛策」を講じてください。
具体的な準備の手順については、以下のまとめ記事で詳細に解説しています。アップデート作業を開始する前に、必ず一度ご確認ください。
最低限、以下の3点は必ず実施するようにしてください。
- システムの復元ポイントの作成
- システム全体のイメージバックアップの取得
- BitLocker回復キーの確認と保管
Q&A (2026/01/14時点)
Q1. アップデート後、FAXモデムが全く認識されなくなりました。故障でしょうか?
A1. 故障ではなく、今月の更新による「仕様」です。
今回のKB適用により、特定のレガシーモデムドライバー(agrsm系、smserial系)がシステムから完全に削除されました。これらのドライバーに依存する古いハードウェアは、Windows上で動作させる手段が事実上なくなりました。業務で必要な場合は、OS標準ドライバーで動作する外付けモデムへの買い替えが必要です。
Q2. 「再起動なし更新(Hotpatch)」が始まると聞いたのに、今月は再起動が必要でした。なぜですか?
A2. 今月はHotpatchを可能にするための「土台(ベースライン)」を作る月だからです。
再起動なしの更新を実現するためには、3ヶ月に一度、その基準となる「クォーター・ベースライン」をインストールする必要があります。今月のKB(KB5074109)がそのベースラインに該当するため、今回は通常のアップデートと同様に再起動が必須となります。来月・再来月のセキュリティ更新からは、再起動なしでの運用が可能になる見込みです。
Q3. 2026年6月にPCが起動しなくなると読みましたが、本当ですか?
A3. 対策(BIOS更新)を行わない場合、そのリスクは否定できません。
2026年6月に、現在多くのPCで使われているセキュアブート証明書が有効期限を迎えます。今回の更新プログラムには、新しい証明書へ移行できる環境かどうかを識別するコードが含まれています。メーカーから「2026年問題対応」のBIOSが提供されている場合は、速やかに適用してください。特にサポートの切れた古いPCや要件回避環境では、メーカー修正が期待できないため、より慎重な動向監視が必要です。
Q4. 更新後、デスクトップが点滅したり、エクスプローラーが起動しません。
A4. ExplorerPatcher等のUIカスタマイズツールが原因である可能性が極めて高いです。
今回の更新でエクスプローラーの内部処理に変更が入ったため、古いバージョンのカスタマイズツールと競合しています。タスクマネージャー(Ctrl+Alt+Del)を起動し、ツールをアンインストールするか、セーフモードでの削除を試みてください。
Q5. 更新中に「0x800f0922」エラーが出て失敗します。
A5. システム領域(EFIパーティション)の空き容量不足、またはセキュアブート関連の設定不備が考えられます。
今月はブート構成の書き換えを伴うため、領域に十分な「足場」がないと失敗します。不要なブートエントリの削除や、パーティション拡張が必要になるケースがあります。
記事中の専門用語の解説
- Hotpatch(ホットパッチ)
- OSを稼働させたまま、再起動することなくセキュリティ修正を適用する技術です。メモリ上のプロセスに直接パッチを当てるため、業務の中断を最小限に抑えられます。
- クォーター・ベースライン (Quarterly Baseline)
- Hotpatchを継続するために3ヶ月ごとに配信される「基準点」となる更新プログラムです。これ自体のインストール時には通常の再起動が必要となります。
- 2026年問題(セキュアブート証明書の有効期限)
- 2026年6月に「Microsoft UEFI CA 2011」という電子署名の期限が切れる問題です。これを更新しないと、Windowsの起動プロセスが「信頼できないもの」と判断され、PCが起動不能(No Boot)になります。
- DPC Watchdog Violation
- ドライバーの処理がタイムアウトした際に発生するブルースクリーンエラーです。今回削除された古いモデムドライバーは、このエラーを誘発する代表例として知られていました。
- WDS (Windows Deployment Services)
- ネットワーク経由で複数のPCにOSを一斉インストールするサーバー機能です。今回の更新で「セキュリティのハードニング(要塞化)」が行われ、これまでの自動化設定が一部無効化されました。
最後に
記事を最後までお読みくださりありがとうございました。
2026年最初の更新は、目に見える新機能よりも「OSの健康診断」と「新陳代謝(古いドライバーの削除)」の色が濃い月となりました。不具合報告は現在収集中ですので、新たな動きがあり次第、本記事の時系列セクションに追記いたします。
もしこの記事がお役に立てましたら、ぜひSNSでのシェアをお願いいたします。皆様のフィードバックが、次の検証の大きな力になります。
記事へのご質問やフィードバックについて
記事の内容に関してご不明な点やご質問がありましたら、お気軽にコメント欄にご投稿ください。すべてのご質問に必ずしも回答できるとは限りませんが、可能な限りお答えしたり、今後の記事作成の参考にさせていただきます。
資料:先行情報・インサイダー版の記録
2025/12はインサイダー版並びに通常版のプレビューKB配信はありませんでした。
(クリックで展開)配信前の予測とインサイダー版の状況
付録:この記事の作成プロセス(AI協働メモ)
1. この記事の目的と役割
この記事は、2026年最初の定例更新(KB5074109等)に伴う「Hotpatch基盤への移行」および「2026年問題(セキュアブート証明書期限)」に関する重要な仕様変更を読者にいち早く共有することを目的としています。特に、旧型ドライバーの強制削除による業務への影響を最小限に抑えるための自衛策を提供します。
2. 筆者の関連経験・専門性
この記事の執筆にあたり、筆者の以下の経験が活かされています。
- 10年以上にわたるWindows環境のトラブルシューティングおよびUpdate管理経験。
- UEFI/NVRAM上の変数(db/dbx)の解析、およびセキュアブート構成の検証実績。
- 実機PCを用いたPowerShellによる証明書ステータスの直接診断・検証。
- 過去の累積更新プログラムに起因する大規模障害(BitLocker回復ループ等)の追跡および解決支援。
3. AIとの協働内容(調査・議論のポイント)
記事作成の過程で、AI(Google Gemini)とは主に以下の点について調査、議論、内容の精査を行いました。
- 2026年問題の技術的背景: Microsoft UEFI CA 2023への移行プロセスと、古いハードウェアが受ける影響の規模予測。
- Hotpatch基盤の挙動整理: クォーター・ベースライン(3ヶ月ごとの再起動必須パッチ)とHotpatch(再起動不要)の関係性の整理。
- 記事構造の最適化: 読者が「今すぐ更新して良いか」を判断できるよう、時系列ログを最上部に配置する「速報特化型テンプレート」の設計。
- リスクの言語化: ゼロデイ脆弱性の緊急性と、OS仕様変更による利便性低下のバランスをどう伝えるかの議論。
4. 主な参照情報・検証方法
記事作成にあたり、以下の情報源および手法を用いて内容を検証しました。
- Microsoft公式ドキュメント: Windows Release Health、および各KBの詳細サポートドキュメントの解析。
- 実機検証(PowerShell):
Get-SecureBootUEFI -Name dbコマンドを用いた、2026年問題対応署名の有無の直接確認。 - コミュニティ・テレメトリ: 国内外の管理者コミュニティ、SNS、フォーラムでの初動エラー報告の集計・分析。
- 技術仕様書の確認: UEFI仕様におけるセキュアブート変数の書き換えプロセスと、NVRAMロックに関する仕様の再確認。
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