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【WinUp個別】2025年8月第4週のKB配信【2025/08/27】

20男A2 説明 WinUp情報(個別回ごと)
この記事は約28分で読めます。
このサイトには、広告が設置されています。また、プロモーション記事やアフィリエイトなどのリンクを設置した記事を公開しています。
  1. この記事の要約
  2. この記事について
  3. KB 一覧 (日本時間2025年8月27日リリース分)
    1. Windows 11, version 24H2 用
    2. Windows 11, version 23H2 用
    3. Windows 10, version 22H2 用
    4. .NET Framework 関連
  4. 本文
    1. 1. アップデート適用前に推奨される処置
      1. 1.1. 必須処置
        1. 明示的にシステムの復元ポイントを作成しておく
        2. BitLocker回復キーの再確認と複数箇所への保存
      2. 1.2. 推奨処置
        1. システム全体の完全なバックアップ
        2. 重要なデータの外部ドライブへのバックアップ
    2. 番外:Winの【新機能】組織用 Windows バックアップとは?(個人でも利用可能)
      1. 何が便利になるのか?:「PCの引っ越し」が劇的に楽になる
      2. Homeエディションでの利用について
    3. 2. OS・バージョン別アップデート詳細
      1. 2.1. Windows 11 Version 24H2
        1. 【24H2ユーザー向け】どの更新を適用すべきか?
          1. 選択肢1:緊急パッチKB5067255(仮称)を待ち、それのみを適用する
          2. 選択肢2:最新プレビュー版(KB5064081)にKB5063878の修正が含まれていると信じて適用する
          3. 【結論】あなたの目的に合わせた最適な対応
        2. 2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 24H2 (KB5064081)
          1. この更新プログラムのハイライト
          2. この更新プログラムに関する既知の問題
      2. 2.2. Windows 11 Version 23H2
        1. 2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 23H2 for x64-based Systems (KB5064080)
          1. この更新プログラムのハイライト
          2. この更新プログラムに関する既知の問題
      3. 2.3. Windows 10 Version 22H2
        1. 2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 10 Version 22H2 (KB5063842)
          1. この更新プログラムのハイライト
          2. この更新プログラムに関する既知の問題
    4. 3. 今回分のKB適用で発生する可能性のある障害
      1. 3.1. Win11(24H2)のKB適用で発生する可能性のある障害
        1. 予測される可能性のある障害(既知の問題以外):
      2. 3.2. Win11(23H2)のKB適用で発生する可能性のある障害
        1. 予測される可能性のある障害(既知の不具合以外):
      3. 3.3. Win10(22H2)のKB適用で発生する可能性のある障害
        1. 予測される可能性のある障害(既知の不具合以外も含む):
    5. 4. 悪意のあるソフトウェアの削除ツール (KB890830)
    6. 5. Windows 11 (23H2) から 24H2 への強制アップデートに対処する
      1. 5.1. 誤って24H2へのアップデートが始まったのを止める方法
      2. 5.2. 24H2へのアップグレード自体を停止する方法
  5. Q&A
    1. Q. 今回のプレビュー版は、すぐに適用すべきですか?
    2. Q. Windows 11 24H2向けのプレビュー版が配信されていないのはなぜですか?
    3. Q. 新機能の「組織用 Windows バックアップ」は、個人でも使えますか?
    4. Q. Windows 10の「NDIストリーミングの問題」とは何ですか?
    5. Q. Windows 10のサポート終了が近いですが、どうすればいいですか?
  6. 最後に
    1. 記事へのご質問やフィードバックについて
  7. この記事中の広告リンクについて

この記事の要約

※ この要約はGoogle Geminiを利用して作成されました

2025年8月第4週に配信されたWindows 11 (23H2) およびWindows 10 (22H2) のプレビュー版更新プログラム(KB5064080 / KB5063482)について解説します。Windows 11 24H2向けは、深刻な不具合の影響で配信が遅延しています。

この記事では、各OSの更新内容に加え、公式に発表されている既知の不具合(Win10のNDIストリーミング問題など)、そしてKBの内容から筆者が独自に予測する「潜在的な不具合」を掲載。さらに、Win10/11に新たに追加された「Windows バックアップ」機能についても、個人ユーザー向けの活用法を分かりやすく紹介します。

【重要】Windows 10 サポート終了が迫っています
Windows 10は2025年10月14日をもってサポートが終了します。これ以降、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、PCがマルウェアやサイバー攻撃の脅威にさらされるリスクが高まります。安全なPC利用のため、Windows 11への移行をご検討ください。

この記事について

この記事は、2025年8月第4週に配信されたWindows Updateのプレビュー更新に関する詳細情報と、それに伴う「不具合予測」を提供するものです。

なお、本サイトでは、正式KB提供時の通常の情報に加えて、Insider Programや海外コミュニティの情報を基に、Microsoftが公式に発表している既知の不具合だけでなく、「KBの内容から発生しうる不具合を独自に予測する」という、新しい形の情報提供を試みています。

・この記事は、日本時間8月27日に配信されたプレビュー版KBを基に作成しています。
・記事中は日本時間表記を基準としていますが、米国時間での表記が混在している場合があります。
・手元の検証用PCに配信されなかったKBの情報が欠落している場合があります。

項目 内容
KB配信日 2025年8月27日 (プレビュー版)
主要KB(KBナンバー) Win11(24H2): KB5064081
Win11(23H2): KB5064080
Win10(22H2): KB5063482
悪意のあるソフトウェアの削除ツール (今回は配信なし)
.NET/.net更新 KB5066486, KB5066488, KB5066490
キーワード Windows Update, KB, 2025年8月 更新, Windows 10, Windows 11, 不具合, 障害, 予測, プレビュー
対象OS/Ver. Windows 11 (24H2, 23H2), Windows 10 (22H2)
情報元PC Win11 (23H2) AMD CPU仮想マシン, Win10 (22H2) AMD CPU仮想マシン
対象読者 Windows Updateの潜在的リスクを事前に知りたいユーザー、PCの安定稼働を重視する方、情報システム担当者など
AIの利用 記事中の記述事項の調査・整理・予測に、AIを利用しています
履歴 2025/08/27…初版公開

KB 一覧 (日本時間2025年8月27日リリース分)

Win11の24H2用、Win11の23H2用、Win10の22H2(x64)用、.NETのプレビュー版KBの抽出一覧です。

Windows 11, version 24H2 用

2025 年 8 月 29 日 — KB5064081 (OS ビルド 26100.5074) プレビュー

Windows 11, version 23H2 用

  • 2025-08 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 23H2 の累積更新プログラムのプレビュー (KB5064080)

Windows 10, version 22H2 用

  • 2025-08 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラムのプレビュー (KB5063482)

.NET Framework 関連

  • .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 用の累積的な更新プログラムのプレビュー(x64 向け Windows 11 用) (KB5066486)
  • 2025-08 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラムのプレビュー(x64 向け Windows 11 Version 23H2 用) (KB5066488)
  • 2025-08 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラムのプレビュー(x64 向け Windows 10 Version 22H2 用) (KB5066490)

本文

1. アップデート適用前に推奨される処置

1.1. 必須処置

明示的にシステムの復元ポイントを作成しておく

Windows Update適用前には、万が一の事態に備え、必ずシステムの復元ポイントを手動で作成しておきましょう。「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「システム」>「システムの保護」から、「2025年7月WU適用前」など、分かりやすい名前をつけて作成してください。これにより、問題が発生した場合に簡単に以前の状態に戻すことが可能です。

BitLocker回復キーの再確認と複数箇所への保存

BitLockerを使用している場合は、アップデート前に回復キーが正しく保存されているか再確認し、もしもの時に備えて複数箇所に保管しておくことを強く推奨します。aka.ms/myrecoverykey からMicrosoftアカウントに保存されているか確認できるほか、USBメモリや紙に印刷して保管するなど、アクセス可能な状態にしておきましょう。

1.2. 推奨処置

システム全体の完全なバックアップ

より確実な安全策として、信頼できるサードパーティ製ソフトウェアを用いて、OSを含むシステムドライブ全体のイメージバックアップを取得しておくことをお勧めします。これにより、深刻な問題が発生した場合でも、OSやアプリケーション、設定を含め完全に復元できます。

重要なデータの外部ドライブへのバックアップ

これは日常的な習慣として重要ですが、大型アップデート前には特に、作成中のドキュメントや写真、動画など、失われると困る重要なデータを必ず外部ドライブやクラウドサービスにバックアップしてください。

番外:Winの【新機能】組織用 Windows バックアップとは?(個人でも利用可能)

今回のWindows プレビュー更新(KB5064080/KB5063482)のハイライトとして、「組織用 Windows バックアップ」の一般提供が開始されました。(他のバージョンでも同様と考えられます)

「組織用」という名前のため、企業のIT管理者向けだけの機能だと誤解されがちですが、その中核となる機能は、個人ユーザー(Home/Proエディション)でもMicrosoftアカウントを利用することで、同じように活用できます。

特にWin10をWin11にという場合はかなり便利と考えられます。

新機能紹介記事

【Windows新機能】PC引越しが楽に!「Windows バックアップ」使い方ガイド(法人向けとの違いも解説)
Win10/11に搭載された新機能「Windows バックアップ」を徹底解説。PCの引っ越し(移行)が劇的に楽になる一方、デスクトップアプリが復元されない等の注意点も。具体的な使い方を紹介します。

【Winの新機能】更に便利に、Win10の引っ越しにも!「新Windows バックアップ機能」【2025/08/27】

従来のWindowsバックアップと置き換えられたわけではありません。従来版と組織用版が併設され、利用時にユーザーが明示的に選択する必要があります。

なお、新しい機能のために情報が不足している部分があり、ブログ内で提供している情報に錯誤が含まれている可能性があります。

何が便利になるのか?:「PCの引っ越し」が劇的に楽になる

この機能は、PCを新しいものに買い替えたり、OSをクリーンインストールしたりする際の「引っ越し作業」を、非常に簡単にしてくれるものです。

従来のWindowsバックアップ機能と違い、以下の情報をクラウド(OneDrive)に自動でバックアップし、新しいPCで同じMicrosoftアカウントにサインインするだけで、多くの設定を復元してくれます。

  • 記憶しているWi-Fiネットワークやパスワード
  • 個人用設定(壁紙、マウス設定など)
  • インストール済みのMicrosoft Storeアプリ(自動で再インストール)
  • その他、一部のWindowsの設定

これまで手動で一つ一つ設定し直していた手間が大幅に削減されるため、個人ユーザーにとっても非常に便利な機能と言えます。

Homeエディションでの利用について

はい、この機能はHomeエディションでも問題なく利用できます。 必要なのは、WindowsにサインインしているMicrosoftアカウントと、バックアップを保存するためのOneDriveの空き容量だけです。

「設定」→「アカウント」→「Windows バックアップ」から、バックアップする項目を選択・確認できますので、ぜひ一度、ご自身のPCの設定をチェックしてみてください。

※ 無料のOneDrive5GB)を利用しているケースでは、ドライブの利用状況により活用できないケースがあります。

2. OS・バージョン別アップデート詳細

お使いのOSとバージョンに合わせて、詳細な更新内容をご確認ください。

現在 MS は、毎月第2週の正式版 KB 発表時に前月第4週に配信した プレビュー KB の内容はそちらを参照するようにということでアナウンスするため、KB の内容が一目で把握しにくくなっています。このサイトでは、プレビュー KB の内容と翌月のの正式版 KB の内容を比較検討して統合して掲載しています。

2.1. Windows 11 Version 24H2

このバージョン向けの主要な累積更新プログラムのプレビュー版です。セキュリティ以外の品質向上が含まれます。

【24H2ユーザー向け】どの更新を適用すべきか?

KB5063878の深刻な不具合を受け、Microsoftは2つの修正プログラムをリリースすると考えられます。一つは「最新プレビュー版(KB5064081)」、もう一つは、海外の速報サイトなどで報道があった未確認情報にある「緊急パッチ(KB5067255)」です。

MSのスタンスとして「プレビュー更新をすべてのユーザーに適用させる」ということは考えにくいので、海外の速報サイトなどで報道があった未確認情報にある「緊急パッチ(KB5067255)」のようなものも提供されるであろうと考えるのが妥当と思います。

なお、KB5064081にKB5063878の修正が含まれているというのは、今回の詳細ページにははっきりと書かててはいません。以下の情報に基づくと修正パッチが含まれているであろうという推測です。(実は正式に提供されたKB5064081にはKB5063878の修正が含まれていない可能性もあるということです。これは情報不足というよりも、MSはそういう不都合な情報をあえて書かないということを過去にも繰り返しているためです)

公式ブログでの記載内容
Microsoftは、8月29日にWindows Insider Blogで公開したRelease Previewチャネル向けの記事の中で、KB5064081について以下のように言及しています。

「This update includes the fix for the issue causing some PCs with specific SSDs to become unresponsive or unseen by the OS after installing KB5063878, which was previously made available in the out-of-band update KB5067255.」

(日本語訳)
「この更新プログラムには、以前に定例外更新プログラムKB5067255で利用可能になった、KB5063878をインストールした後に特定のSSDを搭載した一部のPCが応答しなくなったり、OSから認識されなくなったりする問題を修正するプログラムが含まれています。」

そのことを踏まえた上で、どちらを適用すべきかの考え方を解説します。

選択肢1:緊急パッチKB5067255(仮称)を待ち、それのみを適用する

これは、深刻な「ストレージ消失」問題だけを解決するためにリリースされた、定例外の外科手術的な修正プログラムです。PCの安定性を何よりも最優先し、余計な変更を一切加えたくないと考えるユーザーにとっては、これが最もリスクの低い選択です。

選択肢2:最新プレビュー版(KB5064081)にKB5063878の修正が含まれていると信じて適用する

こちらは、上記の緊急パッチ(KB5067255)の内容をすべて含んだ上で、さらに8月後半の品質改善(UI修正など)を加えた、包括的な更新プログラムです。最新の品質改善もまとめて適用し、PCを最新の状態に保ちたいユーザーにとっては、こちらが合理的な選択となります。

【結論】あなたの目的に合わせた最適な対応

正直、私ならばKB5064081を適用しません。少なくとも3~5日間程度は様子見をして結果の情報が出るのを待つか、KB5063878の修正のみのパッチが出るのを待ちます。

しかしながら、問題が発生しているタイプのSSDを利用している方としては「少しでもはやく修正したい」というのが本音でしょう。

そうなると藁にも縋る気持ちでKB5064081を適用してみるということにもなります。その場合は、万全のバックアップなどをとにかく行なってください。。その上で、

  • すでにKB5063878を適用済みで、危険性の高いSSD(Phison製DRAMレス等)を使用している、あるいはすでに症状が出ている方
    • → データ消失のリスクを避けるため、どちらか一方(より変更の少ないKB5067255を推奨)を、速やかに適用することを検討してください。
  • KB5063878を適用済みだが、特に症状は出ていないという方
    • → 書き込みキャッシュの無効化などの自衛策を講じた上で、まずはより変更範囲の狭い修正パッチの提供を待って適用するのが安全な選択です。

ダウンロードページへのリンク

ロール・プレ:KB5064081

※ 修正・臨時:KB5063878の不具合修正のみの、KB5067255(仮称)のようなKBの配信がある可能性があります。

2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 24H2 (KB5064081)

2025 年 8 月 29 日 — KB5064081 (OS ビルド 26100.5074) プレビュー

この更新プログラムのハイライト

今回の更新では、Copilot+ PC向けの新機能「リコール」の改善や、タスクバーの通知センターへの秒表示時計の復活など、多くのUI改善と新機能が含まれています。また、サインイン時に白い画面で待たされる問題への対処や、エクスプローラー、Windows Helloの安定性向上など、多岐にわたる品質改善が行われています。

  • [新機能] Copilot+ PC向けの新機能「リコール」のホームページが刷新され、より使いやすくなりました。
  • [新機能] 通知センターに秒まで表示される大きな時計が復活しました。
  • [新機能] ロック画面のウィジェット機能が、全ての地域で利用可能になりました。
  • [改善] サインイン時に長時間待たされることがある、いくつかの根本的なケースに対処しました。
  • [修正] エクスプローラーのコンテキストメニューのアイコン表示が分割され、より分かりやすくなりました。
  • [修正] タスクバーのプレビューサムネイルをクリック&ドラッグすると、プレビューが動作しなくなる問題が修正されました。
  • [修正] Windows Helloの顔認識が成功しても、PINの入力を求められることがある問題が修正されました。
  • [重要] Windows PowerShell 2.0が、このバージョンから削除されました。古いスクリプトなどに依存している環境では注意が必要です。
この更新プログラムに関する既知の問題

Microsoftは、この更新プログラムに関する既知の問題を2件、公式に発表しています。

  • CertificateServicesClientのエラーがログに記録される:
    • 現象: 7月以降の更新プログラムを適用すると、イベントビューアーに「Microsoft Pluton Cryptographic Provider」の初期化に失敗したというエラー(ID 57)が、再起動のたびに記録されます。
    • 状況: Microsoftは、これは開発中の機能に関連するものであり、Windowsの機能に影響はなく、ユーザーが対処する必要はないとアナウンスしています。
  • ネットワークデバイスインターフェイス(NDI)のストリーミングパフォーマンスの問題:
    • 現象: 8月のセキュリティ更新(KB5063878)以降、OBS StudioなどでNDIを使用して映像をストリーミングすると、遅延やカクつきが発生する可能性があります。
    • 回避策: NDIの受信モードをTCPまたはUDPに変更することで、問題を回避できる場合があります。
    • 状況: Microsoftはこの問題を調査中であり、追加情報が利用可能になり次第、共有される予定です。

2.2. Windows 11 Version 23H2

このバージョン向けの主要な累積更新プログラムです。セキュリティの修正と品質の向上が含まれます。

ダウンロードページへのリンク

ロール・プレ:KB5064080

2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 23H2 for x64-based Systems (KB5064080)

2025 年 8 月 26 日 — KB5064080 (OS ビルド 22621.5840) プレビュー

この更新プログラムのハイライト

今回の更新では、新機能として「組織用 Windows バックアップ」が一般公開されたことが大きなトピックです。また、Copilotキーの信頼性向上や、エクスプローラー、ファイル共有(SMB)、ネットワーク接続(Wi-Fi)など、多岐にわたる品質改善が含まれています。

  • [新機能] 組織用 Windows バックアップが一般公開されました。
  • [修正] Copilotキーを押した後に、Copilotが再起動できない問題が修正されました。
  • [修正] エクスプローラーが、最近使ったファイルなどを表示せず、単一のフォルダ(デスクトップなど)のみを表示することがある問題が修正されました。
  • [修正] SharePointサイトを多数同期すると、エクスプローラーやファイルの起動が遅くなる問題が改善されました。
  • [修正] SMB共有(QUIC経由)上のファイルにアクセスすると、予期せぬ遅延が発生する問題が修正されました。
  • [修正] グループポリシーの更新後、Wi-Fiが自動的に再接続されないことがある問題が修正されました。
  • [修正] リムーバブルストレージのポリシーが、USBメモリなどを正しくブロックしない問題が修正されました。
この更新プログラムに関する既知の問題

Microsoftは、この更新プログラムに関する既知の問題については、現在のところ何も把握していません。

2.3. Windows 10 Version 22H2

このバージョン向けの主要な累積更新プログラムのプレビュー版です。セキュリティ以外の品質向上が含まれます。

なお、Win10への新機能の追加は終了しているのですが、今回例外的に[新機能] 組織用 Windows バックアップが追加されています。これは、Win10からWin11の新規PCへの引っ越しを睨んだものと考えられますので大いに活用してくださいね。

ダウンロードページへのリンク

KB5063842: Microsoft Update Catalog

2025-08 Cumulative Update Preview for Windows 10 Version 22H2 (KB5063842)

2025 年 8 月 26 日 — KB5063842 (OS ビルド 19045.6282) プレビュー

この更新プログラムのハイライト

今回の更新では、Windows 11と同様に「組織用 Windows バックアップ」が一般公開されました。また、Windows Searchのプレビュー表示の不具合や、簡体字中国語IMEの問題、Family Safetyの承認フローに関する問題など、UIや入力関連の品質改善が中心となっています。

  • [新機能] 組織用 Windows バックアップが一般公開されました。
  • [修正] Windows Searchウィンドウで、プレビューが正しく表示されない問題が修正されました。
  • [修正] 簡体字中国語IMEで、一部の拡張文字が空のボックスとして表示される問題が修正されました。
  • [修正] Family Safetyで、ブロックされたアプリの承認プロンプトが表示されない問題が修正されました。
  • [その他] リモートデスクトップ環境でのWebカメラの列挙に関する問題などが修正されています。
この更新プログラムに関する既知の問題

Microsoftは、この更新プログラムに関する既知の問題を1件、公式に発表しています。

  • ネットワークデバイスインターフェイス(NDI)のストリーミングパフォーマンスの問題:
    • 現象: 8月のセキュリティ更新(KB5063709)以降、OBS StudioなどでNDIを使用して映像をストリーミングすると、遅延やカクつきが発生する可能性があります。
    • 回避策: NDIの受信モードをTCPまたはUDPに変更することで、問題を回避できる場合があります。
    • 状況: Microsoftは問題を調査中であり、追加情報が利用可能になり次第、共有される予定です。

3. 今回分のKB適用で発生する可能性のある障害

このサイトでは、提供されたKBの内容に基づき「発生する可能性のある障害の予想」を記事に導入して試行中です。

今回分で発生する可能性のある障害の予想です。

※ 既知の不具合以外で発生が予想されうる障害を独自に予測しています。

MSが発表しているKB内容に基づき「私が勝手に予想した事柄」ですので、読み物程度に考えておいてください。

利用方法としては頭の隅に留め置いて、手元で障害が発生した場合に「そういえば…」と思い返していただいて役に立てば幸いと言う程度です。

それでは、OS/バージョン別に見ていきましょう。

3.1. Win11(24H2)のKB適用で発生する可能性のある障害

8月29日、KB5063878の問題で遅延していた、Windows 11 24H2向けのプレビュー更新プログラム(KB5064081)が、ついに配信開始されました。しかし、この更新プログラムの適用には、依然として最大限の注意が必要です。

【最重要警告】ストレージ問題の修正が含まれるか「不明確」

Microsoftは、Insider Program向けのブログでは「KB5064081に、ストレージ問題を修正したKB5067255の内容が含まれる」と発表しました。しかし、一般向けに公開されたKB5064081の公式サポートページには、その旨の明確な記載がありません。

これは、Microsoftが意図的に情報を記載していない可能性も否定できず、KB5064081を適用しても、深刻なストレージ消失の問題が解決しないリスクが残されています。適用を検討される方は、この「不確実性」を十分に理解した上で、自己責任でご判断ください。

予測される可能性のある障害(既知の問題以外):
    • ストレージ関連問題の継続、あるいは再発
      これが最も懸念されるリスクです。もし、一般公開版のKB5064081にストレージ問題の修正が含まれていなかった場合、KB5063878と同様の「ドライブ消失」や「データ破損」が、引き続き発生する可能性があります。
    • 新機能に起因する、未知の不具合
      今回のKB5064081には、「リコール」の改善や通知センターの時計の復活など、多数の新機能やUIの変更が含まれています。これらの新しいコードが、既存のアプリケーションや特定のハードウェアと競合し、予期せぬクラッシュやパフォーマンス低下を引き起こす可能性は十分に考えられます。
    • PowerShell 2.0の廃止に伴う互換性の問題
      古い管理スクリプトや、一部の古いアプリケーションは、すでに廃止されたPowerShell 2.0に依存している場合があります。このKBを適用すると、それらのスクリプトやアプリが正常に動作しなくなる可能性があります。
  • 既知の問題の継続(NDIストリーミングなど)
    Microsoftが公式に認めている「NDIストリーミングのパフォーマンス低下」や「Pluton関連のエラーログ」は、このKB5064081でも修正されていません。 これらの問題は、今後の更新で修正されるのを待つ必要があります。

3.2. Win11(23H2)のKB適用で発生する可能性のある障害

Microsoftは現時点では、本更新プログラム(KB5064080)に関する既知の問題を認識していません。しかし、多くの品質改善が含まれるため、特定の環境で予期せぬ挙動を引き起こす可能性は考慮しておくべきです。

※ 最近の不具合例もありますので十分に注意をしてください。
※ 特に今回のプレビュー版は、どうしても修正の適用が必要であるという場合以外は、9月の正式版が提供されるまで待ち、無理に適用しないほうが良いでしょう。

予測される可能性のある障害(既知の不具合以外):
    • エクスプローラーとSMB共有関連の新たな問題
      今回の更新では、「エクスプローラーが特定のフォルダしか表示しない」「SharePoint同期で遅くなる」「SMB共有(QUIC経由)で遅延する」といった、ファイルアクセスに関する複数の修正が行われています。これらの修正は多くのユーザーにとって有益ですが、システムの根幹に近い部分に手を入れているため、副作用として、別の種類のファイル操作(例えば、特定のNASへのアクセスや、多数の小さなファイルを扱う操作など)で、新たなパフォーマンス低下や予期せぬエラーが発生する可能性があります。
    • Wi-Fi接続の不安定化
      「グループポリシー更新後にWi-Fiが自動的に再接続されない」という、非常に特殊なケースの問題が修正されています。ネットワーク関連の修正は、他の正常な環境に影響を及ぼすことがあり、特に特定のルーターやネットワークアダプターとの組み合わせで、接続が途切れたり、スリープからの復帰時にWi-Fiを見失ったりする、といった別の問題を引き起こす可能性が考えられます。

※ 特にお使いのルーターが古くWAP1にしか対応していないようなケースでは、不具合と考えられる現象がすでに発生しているようですから「特に注意が必要」と考えられます。

    • Copilotキーの挙動不審
      「Copilotキーを押しても再起動できない」問題が修正されましたが、この修正が原因で、逆にCopilotが意図せず起動したり、キーの応答性が過敏になったり、といった別の軽微な問題が発生する可能性があります。
  • リムーバブルストレージポリシーの誤作動
    「USBメモリなどを正しくブロックしない」問題が修正されました。セキュリティを高める重要な修正ですが、この変更により、これまで問題なく使えていた特定のUSBデバイス(暗号化機能付きUSBメモリや、特殊な形式のストレ-ジなど)が、意図せずブロックされてしまい、アクセス不能になるケースも考えられます。

※ サードパーティー製のUSBメモリ暗号化/保護ソフトはもちろんですが、PCへの接続キーとして利用している場合、サイトへの接続やソフトの利用に必要な場合はも注意が必要です。

3.3. Win10(22H2)のKB適用で発生する可能性のある障害

Microsoftは、この更新プログラムに関する既知の問題を1件、公式に発表しています。それを踏まえ、さらにKBの内容から考えられる潜在的な問題点を予測します。

【重要なお知らせ】Windows 10 サポート終了が目前に迫っています

Windows 10の無料サポートは、2025年10月14日に終了します。これ以降、Microsoftからの無料のセキュリティ更新プログラムやテクニカルサポートは提供されなくなります。お使いのPCは引き続き機能しますが、セキュリティリスクが高まるため、Windows 11への計画的な移行が強く推奨されます。

予測される可能性のある障害(既知の不具合以外も含む):
    • 【既知の問題】NDIストリーミングのパフォーマンス低下
      これが、Microsoftが公式に認めている唯一の既知の不具合です。OBS StudioなどのソフトでNDI(Network Device Interface)を利用して映像をストリーミングすると、遅延やカクつきが発生する可能性があります。Microsoftは現在調査中としており、回避策としてNDIの受信モードをTCP/UDPに変更することを推奨しています。
    • UI関連の修正に伴う、軽微な挙動不審の可能性
      今回の更新では、Windows Searchのプレビュー表示や、簡体字中国語IME、Family Safetyの承認フローなど、UI(ユーザーインターフェース)に関する複数の修正が含まれています。これらの修正は品質向上を目的としていますが、UI関連の変更は、まれに別の部分(スタートメニューやタスクバーの表示など)に、予期せぬ軽微な表示崩れや応答性の低下といった副作用をもたらす可能性があります。
  • 新しい「Windows バックアップ」機能と、既存バックアップソフトとの競合
    Windows 10に、本来は追加される予定のなかった新機能「Windows バックアップ」が、Win11への移行を促す目的で追加されました。OSに新しいバックアップ関連のコンポーネントが追加されることで、すでにPCにインストールされているサードパーティ製のバックアップソフトや、ディスク管理ツールなどと、まれに競合を起こし、バックアップの失敗やスケジュールの不具合などを引き起こす可能性も考えられます。

4. 悪意のあるソフトウェアの削除ツール (KB890830)

今回はありませんでした。

5. Windows 11 (23H2) から 24H2 への強制アップデートに対処する

Windows 11 (23H2) から 24H2 への強制アップデートは、ユーザーの意図しない環境変化を引き起こす可能性があります。以下の点に留意し、必要に応じて対応を行ってください。

一般コンシューマー向けではありませんしMS推奨では無いのですが、「背に腹は代えられない」という部分がありますので、このサイトでもレジストリ操作などで24H2へのVerアップを停止する方法を公開します。十二分に注意を払って利用してください。利用する方は、【自己責任】Win11(24H2)へのアップグレードを停止する【2025/04/23】をご覧ください。

5.1. 誤って24H2へのアップデートが始まったのを止める方法

誤って(意図せず/予期せず)24H2へのアップデートが開始してしまった場合は、慌てずに以下の手順で対応してください。

  • ダウンロード中の場合: Windows Update設定画面で「更新の一時停止」操作を行ってください。クリーンアップに時間がかかる場合がありますが、そのまま待ちます。
  • インストールが始まってしまった場合: 途中で停止するとOSに不具合が発生しやすくなるため、そのまま完了させてください。完了後にPCを再起動し、起動オプションから「以前のバージョンに戻す」(ロールバック)を試みてください。

5.2. 24H2へのアップグレード自体を停止する方法

自動更新を停止する方法として、以下の手段を検討してください。これらの手法は、24H2への機能更新プログラム(大型アップデート)だけをブロックし、現在お使いのバージョンの品質更新プログラム(毎月のセキュリティ修正など)は受け取り続けることができます。

  • Windows Pro / Enterpriseエディション: ローカルグループポリシーエディターで自動更新を無効化する。
  • Windows Homeエディション: レジストリ操作で自動更新を停止する。

重要:過去にローカルグループポリシーエディターで設定していた方も、Home版では設定が反映されなくなった事例が報告されています。Home版ユーザーはレジストリでの停止方法への切り替えを検討してください。

Q&A

Q. 今回のプレビュー版は、すぐに適用すべきですか?

A. いいえ、急いで適用する必要はありません。 今回の更新は、セキュリティ修正を含まない「プレビュー版」です。PCの安定稼働を最優先する場合は、来月(9月)の第2水曜日に配信される、内容が同じでより安定した正式版を待つことをお勧めします。特に、記事中で予測されている不具合に該当しそうな環境の方は、慎重にご判断ください。

Q. Windows 11 24H2向けのプレビュー版が配信されていないのはなぜですか?

A. 先日から続いている、深刻な「ストレージ消失」問題(KB5063878)への対応に、Microsoftの開発リソースが集中しているため、スケジュールが遅延している可能性が極めて高いです。今後の修正版に、今回のプレビュー版の内容が統合されて提供される可能性があります。

Q. 新機能の「組織用 Windows バックアップ」は、個人でも使えますか?

A. はい、個人ユーザーでもMicrosoftアカウントがあれば利用可能で、特にWindows 10からWindows 11へのPCの引っ越しに非常に便利な機能です。この機能の詳細や、具体的な使い方については、後日公開予定の解説記事で詳しくご紹介しますので、そちらもぜひご覧ください。

Q. Windows 10の「NDIストリーミングの問題」とは何ですか?

A. OBS Studioなどのソフトで、PC間の映像をネットワーク経由で送受信する「NDI」という仕組みを使った際に、カクつきや遅延が発生するという、Microsoftが公式に認めている既知の不具合です。Microsoftは現在調査中としており、一時的な回避策を提示しています。

Q. Windows 10のサポート終了が近いですが、どうすればいいですか?

A. Windows 10の無料サポートは2025年10月14日に終了します。セキュリティリスクを避けるため、それまでにWindows 11への移行を計画的に進めることを強くお勧めします。今回の更新で追加された「Windows バックアップ」機能も、その移行を助けるためのものです。

最後に

記事を最後までお読みくださりありがとうございました。

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今回の記事は以上となります。

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